食欲の秋での食習慣についての5つのアドバイス。

少し寒いくらいの季節になってきました。いきなり夏から秋になるような感じです。ちょっと遅いかもしれませんが食欲の秋にちなんだ太りにくい食習慣の記事がありました。気を付けることは食べ過ぎです。夏バテ気味だった胃腸が回復することで食欲が増す時期です。秋についてしまった脂肪は、寒い冬に向けてどんどん蓄積されてしまいます。そこで今回は、食欲の秋が訪れる前に知っておきたい“秋に太りにくい食習慣”を5つご紹介します。

 

1:食べる順番を変えてみる

同じメニューでも、食べる順番を変えるだけで体内への脂肪の吸収度合が変わってきます。順番は大きく分けると以下です。

1)野菜・・・サラダ、付け合せの野菜など

2)メイン・・・肉や魚など

3)炭水化物・・・ごはんやパン、パスタなど

炭水化物はいきなり食べると血糖値が急上昇し、インシュリンが分泌されることで体が脂肪を溜めこもうとします。食物繊維を先に食べると血糖値の急上昇を防ぎ、更に脂肪が吸収されにくくなります。まずは野菜を食べることがポイントです。

 

2:“青切りみかん”で脂肪を効率よく分解

みかんをはじめとした柑橘類の多くには”シネフリン”という、脂肪の分解を促進する成分が含まれます。また、みかんの内皮やすじには食物繊維が含まれているので、食前にひとつ食べると脂肪吸収を和らげることができます。

この時期店頭に並ぶ未熟な青切りみかんには、特にシネフリンが多く含まれているのでスーパーでゲットして、食事の前に取り入れてみてください。

 

3:主菜は断然青魚!

秋といえばサンマやアジといった青魚が旬。青魚に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)には中性脂肪を減らし、体脂肪を燃やすという嬉しい効果があります。

また、すだちやかぼすを絞って食べることで、青切りみかん同様、シネフリンの脂肪分解促進効果や代謝促進効果も得られるのでおすすめです。

 

4:お肉のつけあわせはキノコで決まり

お肉が主菜の日は、キノコをつけあわせに選ぶとよいです。きのこ類は低カロリーで食物繊維がたっぷり含まれいます。また、きのこに含まれるキトサンには、脂肪の吸収を抑えるだけでなく、外へ排出してくれる効果もあります。

 

5:食べ過ぎたら翌日リセット

「食べ過ぎてしまった……」という日があっても諦める必要はありません。食べたものは数日かけて体脂肪になるので、食べ過ぎた翌日の調整を意識すれば問題ありません。

特に食物繊維を多く含む野菜や、利尿作用のあるカリウムを多く含む食材と水を摂取すると、余分な脂肪や老廃物の排出ができるます。秋の味覚のひとつ、さつまいもには食物繊維やカリウムが豊富で、代謝促進効果もあるのでおすすめです。ただし、さつまいものカロリーは決して低くはないので食べ過ぎには注意です。

 

以上、秋に太りにくい食習慣をご紹介しました。秋の味覚をおいしく食べつつ、太りにくい食べ方を意識してみてくださいね。