だんだん涼しくなってきましたね。暑さ寒さも彼岸までといわれるように秋らしくなってきました。そこで今回は寒くなる前の足の冷え対策と合わせ下半身のセルライト対策・ ヒップアップなど下半身の気になることへのアドバイスの記事を掲載します。
オフィスで足先が冷え冷え。夕方になると朝の1.2倍ほどの足の太さに。寝る時に足や手の末端が冷えて眠れない……。女性は男性にくらべると、冷えやむくみの症状に悩まされやすいですが、その冷えやむくみを放置していませんか?
若いうちはなんとかなっていたとしても、そのままにしておくと、年を重ねるごとに色々な病気を引き起こす原因になってきます。足は第2の心臓といわれるだけあって、足の健康は全身の健康につながります。
そこで今回は、リラクゼーションサロン『陽だまり』のセラピスト東真智子さんに、“足に出る不調サイン”3つと“簡単にできるセルフケア方法”についてお話をうかがってきました。
■1:足の冷え
「足先の冷えは、“いつも冷たい”のが普通になってしまっていると、意外と自覚しにくい症状です。ご飯をしっかり食べていない、代謝が悪い、立ちっぱなしの仕事をしているなどですと、冷え性になりやすいので気をつけてくださいね」
冷え性は、血行不良、運動不足、代謝が悪い、自律神経の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどの原因により引き起こされます。年齢や体型に関係なく、誰でもなりうる症状なので、冷えには自覚的でいたいものです。特に、女性は下半身の冷えに注意をしましょう。
■2:足のむくみ
「むくみは、冷えと違って、見たり、触ったりすることで、自覚しやすい症状です。“夕方にむくむなぁ……”というのは生理的なむくみで、膝から下の部分に出てきますね」
むくみは、リンパの流れが悪い、デスクワークのため動かない(運動不足)、生理前のホルモンバランスの乱れや筋肉量が少ないなどが理由となって引き起こされます。むくみと冷えは同時になりやすいので、むくみを感じたら、もしかして冷えも併発しているかもしれないと思った方がいいかもしれません。
■3:足の角質
「足の裏に角質たまっている方は、血行不良になり、冷え性の原因になるのでキレイに削っておいたほうがいいですね。また、かかとは足の反射区でいうと“生殖器”にあたります。やわらかくしておいたほうがいいでしょう。ほぐすことによって、ホルモンバランスが良くなります」
特に、太っている人は足裏に体重がかかることもあり、角質がたまりやすいとのこと。『WooRis』の過去記事「体型も関係あり!? “下半身太め女性”が妊娠しやすくなる3つの習慣」でご紹介したとおり、下半身太めの方は不妊になりやすいことがわかっていますので、適正体重を目指すことと、足裏の角質ケアや、かかとをほぐすことなど意識しておきたいものです。
■簡単にできる“セルフケア方法”
疲れていたりちょっと面倒くさいなと思ってもお風呂につかるようにしましょう。温まったところで、膝から下の部分に冷たいシャワーをかける、お風呂に入る、冷たいシャワーをかける……を何度か繰り返すと、血流が良くなってきます。
また、リンパは肌の表面近くにあるので、ふくらはぎを下から上にやさしくなでるだけで、むくみがとれてきます」
体内に余分な水分などが増えると、細胞間に水分がとどこおってしまうそうです。それがむくみとなってしまうので、ふくらはぎを下から上にやさしくなでて、体のなかから老廃物を出すようにしましょう。
以上、足に出る不調サイン3つと簡単にできるセルフケア方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
足裏は弾力があるほうが健康で、硬くなっているとポンプ機能が弱まっているので冷えの原因にもなるそうです。足裏やふくらはぎをマッサージすることで血行が良くなってきますので、気づいたら時々揉んでみてはいかがでしょうか。
たった3分で完了!みるみる肥大化する「憎きセルライト」撃退テク
たった3分で完了!みるみる肥大化する「憎きセルライト」撃退テク
年齢を重ねるにつれ、気になってくるのがボディライン。「体重は変わっていないはずなのに、お肉の付き方が変わってきた」「カラダに締まりがなくなってきた……」など、そのお悩みの原因はズバリ“憎きセルライト”かもしれません。
そのままスルーしていては、凹凸肌の目立つセルライト末期を迎えてしまうかも! そこで今回は、たった3分でセルライトを撃退する必殺テクをご紹介します。
■あなたのセルライトはどのレベル?
セルライトとは運動不足や血行不良、加齢などにより、脂肪細胞の周りに老廃物が固まったものです。成人女性の約8割に見られるといわれ、一度できてしまうと自然にはなくならず、他のセルライトと融合してさらに大きくなってしまいます。セルライトは主に3段階。早速チェックしていきましょう。
(1)レベル1
肌表面に凹凸は見られないものの、太ももやお尻部分をつまむと凹凸が出現する。
(2)レベル2
レベル1同様に、通常時には凹凸は見られないものの、前屈姿勢など皮膚が伸びた状態になると、凹凸が出現する。セルライトに老廃物が溜まり続け、皮膚近くまでに上がってきた状態。
(3)レベル3
常にオレンジの皮のような凹凸が見られる。セルライト同士がくっつき合い、コラーゲンが一塊に包んでしまって皮膚を押し上げてしまう状態。
■1日3分でOK! セルライトをそぎ落とす撃退マッサージ
(1)リンパマッサージで撃退
セルライトをそぎ落としていく前に、リンパマッサージを行うことで血流がアップし、より効果が実感しやすくなります。オイルやボディクリームを手に取り、足裏から足首、ふくらはぎから太ももを、リンパの流れを意識しながら上へ向かってマッサージしていきましょう。
(2)グルグルこぶしマッサージで潰す
脚を組んだ状態でセルライトケアを行っていきます。このときマッサージする側の脚を上にして組むと、マッサージしやすくなりますよ。
両手でこぶしを作り、太ももから付け根へ向かって、グルグルと円を描くようにマッサージしていきます。次に、太ももをつまみながら、プチプチとセルライトを潰していくようなイメージで揉みほぐしていきましょう。
いかがでしたか? 憎きセルライトも、自己ケアを続けることで減らすことができます。凹凸知らずな、ほっそりボディを手に入れてくださいね。
桃尻を目指せ!垂れたオバ尻が「プリンと上向きになる」マッサージ
桃尻を目指せ!垂れたオバ尻が「プリンと上向きになる」マッサージ
首筋や鎖骨、脚といった箇所のリンパマッサージは、風呂上がりなどに行っている人が多くいるかもしれません。でも、それに比べてお尻のケアは、なおざりになっていませんか?
お尻にだってリンパがあって、そのケアをきちんとすることで、垂れ下がったお尻をプリンと上向きに改善することができるのです。
今回は、ヒップアップに効果的なお尻のマッサージケア法をご紹介しましょう。
■お尻のケアをしているのは4人に1人だけ!?
ワコールが運営するサイト『ブラパン! みんなの下着白書。』が女性4,170人に、「ヒップのケアしてますか?」と聞いたアンケートで、ヒップのケアを行っている人はたったの26%(1,102人)しかいないという結果になりました。
残りの74%(3,068人)は何のケアもしておらず、それではお尻が垂れたり形が崩れたりしてきても仕方がありません。
しかし、これだけの女性がケアを怠っているのなら、逆に言えば手をかけてあげることで人に差がつけられるということ。ケアをしていない人には、「マッサージのやり方が分からないから」という声もありましたので、ここできちんとやり方を紹介します。
■お尻にもリンパがある
ご存知の通り、リンパを流すことで体内に溜まっていた老廃物が流れ、サイズダウンが期待できます。そんなリンパは、お尻付近にだってあります。
そして、マッサージして老廃物を流す終着点となるお尻付近のリンパ節は、背中の腰あたりにあるのです。
■桃尻を作るマッサージ方法
立った状態で、お尻と太ももの境目あたりに手を置き、この付近をぐりぐりとさすります。そして、そこから上に向かって円を描くようにしながら、腰のリンパ節までリンパを流します。
お尻の肉は両サイドにも垂れやすいので、側面の方もしっかりマッサージしてあげるとよいでしょう。
このリンパマッサージは、お尻まわりの代謝もアップするので、セルライトの予防や改善も期待できます。一度習慣にしてしまえば、なんてことのないマッサージです。この夏の間に自分のお尻の形に危機感を覚えた方は、ぜひ試してみてはいかがですか?
コメントをお書きください