ストレッチの際の4つの注意

最近、お客様と話していてストレッチくらいはしないととかストレッチはした方がいいですよねとかよく言われます。

ストレッチは身体にとてもいい効果をもたらしますが気を付けないと筋肉を傷めたり怪我をすることもあります。

丁度いい記事が有りました

下記の4つの点について気を付けてストレッチを行ってください。

ストレッチの際に気を付ける4つのことです。

 

 

1、痛みを感じるほど無理に筋肉を伸ばさない。

 

 筋肉はある程度引っ張られている感覚がなければ柔らかくはなりませんが、無理に伸ばすと禁断列(肉離れ)を起こすことがあります。

 

 昔は、ストレッチは痛い方が効果が出るといわれていたこともあり、特に50代以上の方は無理をしがちです。

 

 しかし、無理に伸ばすのはご法度です。ではどれくらい伸ばせばいいかというと、痛みを10段階で表し10が想像できる最大の痛み、89が涙が出るほどの痛み5が顔がゆがむほどの痛みとします。

 

 ストレッチに適した痛みは23くらい大体笑って我慢できるくらいの痛みです。

 

2、同じポーズを長くやりすぎない

 

 同じポーズを、長くやりすぎると伸ばしている箇所を痛めることがあるので、1回最大20秒にとどめるのがよいでしょう。

 

3、寝起きなどにいきなりストレッチをやらない 

 

 寝起きに伸びをするのはいいですが、いきなり前屈などの大きな動きをするのはやめたほうがいいでしょう。起きてすぐは寝姿勢で体が固まっているので、いきなり脊椎を動かすと筋肉や腱がびっくりして、痛みを感じることがあります。

 

 立ち姿勢になり、歩いたりしているうちに徐々に腰椎がほぐれていきます。顔を洗ったり、いろいろな日常動作をしたりして徐々に体のエンジンをかけてから行うと安心です。体にエンジンがかかるまでの時間は年齢とともに長くなってきます。個人差はありますが、起きてから30分もすれば完全にエンジンがかかっているでしょう。

 

 4、ひどい筋肉痛のときは、ストレッチをやらない

 

 筋肉はトレーニングなどで刺激を受けると組織が破壊され、その後、新陳代謝により補強されてより強くなります。ですから、筋肉痛は悪いことではありません。しかし、筋肉痛のときにストレッチを行うかどうかは、痛みの程度によります。

 

 軽く張ったような感じがするときは、筋肉の内圧が上がっているので、ストレッチで血液を循環させてリラックスさせるといいでしょう。一方、きついトレーニングの後でひどく痛む場合は、筋肉を伸ばし続けると損傷した組織をかえって痛めてしまい、回復を妨げることがあるのでストレッチは軽めにするか、もしくは控えたほうがよいでしょう。

 

 以上、ストレッチを行う際に守りたい4つの注意点でした。よかれと思ってやったストレッチで体を痛めては元も子もありません。上記の点を守って安全にストレッチを行ってください。