お腹まわりにお肉の付きやすい原因

お腹まわりにお肉が付きやすい原因

お腹まわりにお肉が付いてしまう原因として、腹筋が使えていない事が考えられます。姿勢が悪かったり呼吸が浅いと、腹筋が上手に使えていない状態です。特に外出自粛の影響もあり、座っている時間が増えたかと思います。今こそ正しい姿勢、呼吸をマスターしてお腹まわりのお肉を減らしていきましょう。

身体に覚えさせたい腹筋を使えている立ち方・座り方

お腹痩せに必要なのは腹筋です。しかしいざ仰向けになって腹筋をしようにも、なかなか続かないのではないでしょうか。普段の立ち方・座り方を少し意識するだけで腹筋へもアプローチでき、お腹痩せがしやすくなるでしょう。

立ち姿勢(山のポーズ、タダーサナ)

ヨガでも基本のポーズと言われている立ち姿勢です。信号待ちやドライヤー中など気が抜けているようなタイミングこそ、この立ち姿勢を意識してみましょう。

1.     足は腰幅に開き、足裏全体に体重を乗せます。つま先やかかとだけに体重が乗っていないか気にしてみましょう。

2.     あごを軽く引き、頭頂と天井が繋がっているイメージを持ち、背筋をすーっと伸ばします。

3.     両肩を一度耳に引き寄せてから、後ろに回し下ろします。耳の下に肩があると理想的です。

4.     お尻の骨を真下に向ける様に意識してみましょう。お腹まわりに自然と力が入ってきます。この状態をキープしていきます。ただ全身に力が入りすぎて力まない様に、リラックスして下さい。

座り姿勢

仕事中・食事中こそ意識したい座り方。慣れるまでは辛いと感じるかもしれないですが、身体に負担が掛かっていないと考えると少し楽になるかもしれません。

1.     お尻全体に体重を乗せます。背もたれに体重は預けないようにしましょう。

2.     立ち姿勢と同様に、あごは軽く引き、背筋をすーっと天井に伸ばします。

3.     腰が反らない様に、おへそを背中側にぐ引き寄せましょう。こうする事でお腹まわりの筋肉を刺激出来ます。

呼吸も少し工夫してみましょう

実はいつも当たり前に行っている呼吸も、ちょっと意識するだけで腹筋にアプローチできます。そのコツとは腹式呼吸を取り入れて、吐く息の時に全て吐ききる事です。腹式呼吸とは、吸う息でお腹が膨らみ吐く息でお腹がへこみます。普段からお腹をへこませる程吐ききっている方は少ないかと思います。しかしたったこれだけでも腹筋を使えている状態です。辛い筋トレよりもきっと始めやすいのではないでしょうか。

今日から意識を変えてみよう

お腹まわりにお肉が付いてしまう原因は、実は普段の何気ない姿勢や浅い呼吸かもしれません。今日から少しずつ意識を変えてみる事が、身体が変化するきっかけに繋がるでしょう。無理な食事制限やハードな運動をする前にぜひやってみて下さい。きっとお腹まわりのお肉が減る以外に、肩こりや腰痛など身体の不調が減っていくかもしれません。