食いしばりが原因で起こることとは?
歯を食いしばる時にメインに使われている筋肉は2つ。頭部の両サイドにある側頭筋と、頬骨の下からフェイスラインにある咬筋です。手を側頭部や頬に添えてかみしめる動作をすると、盛り上がるように動く部分がありますよね?そこにあるのがこの2つの筋肉です。ここが硬くなると、血流やリンパのスムーズな流れが妨げられるため、健康面、美容面共に様々なダメージを受ける可能性があるのです。具体的に起こりやすいことを挙げてみましょう。
●頭や顎に痛みが出る
●肩や首が凝る
●顎関節や歯に不調が現れる
●血色が悪くなり、肌がくすむ
●ほうれい線が目立つようになる
●エラやむくみで顔が大きく見える
思い当たる点があった人は早めのケアが必要!何もしないと加速する一方です…。
2つの筋肉をほぐすセルフケア
食いしばりによって硬くなった筋肉をほぐす、簡単な方法を紹介します。凝りや痛み、むくみなどの不調を解消するだけでなく、顔色や肌の調子も改善されるので、朝のメイク前のルーティンに!また、仕事の合間など、気になった時にはいつでもやってみましょう。
側頭筋のほぐし方
両手を側頭部に添え、手のひら全体でゆっくり円を描きながら硬くなった部分(側頭筋)をほぐします。指の腹を使って、頭皮のマッサージをするようにしてもいいでしょう。
咬筋のほぐし方
頬骨の下、口の開け閉めをすると動く部分を中心にして、指の腹でゆっくり円を描きながら硬くなった部分(咬筋)をほぐします。フェイスラインに沿うようにして顎のあたりまでマッサージしましょう。
ポイント
深い呼吸を意識して行います。凝っていると痛みを感じることがあるかもしれません。力を入れすぎないように、痛気持ちいい程度を目安にやってみて!美容ローラーなど、引き出しに眠っているグッズがあれば活用するのもおすすめですよ。
綺麗と健康を同時に手に入れよう
いかがでしたか?ストレスや何かに夢中になりすぎると、無意識にやりがちな食いしばり。まず、その癖に気づいたら、すぐにやめることが大切。そのうえで、今回紹介したセルフケアを取り入れてみてくださいね!続けることで、ほうれい線やエラが目立たなくなり、フェイスラインがスッキリするなど嬉しい変化が出てくるでしょう。また、巡りのよい状態が続くと、細胞が活性化され、アンチエイジング効果はもちろん、気になっていた肩まわりの凝り、痛みまで和らいでくるはずです。どこでもできて簡単!一石二鳥のセルフケアで美容も健康も同時に手に入れましょう!
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