気を付けたい太りやすい惣菜選び

自炊を続けていくのは体力的にも精神的にも大変なとき、便利なのがスーパーの総菜。ですが、選び方を気を付けないと太ってしまう場合もあります。

この記事では、総菜を選ぶときのポイントや、太りやすく注意が必要な総菜について解説していきます。

 

総菜選びで気を付けたい栄養素

糖質は主食だけではなくイモ類などにも多く含まれています
糖質は主食だけではなくイモ類などにも多く含まれています© All About, Inc.

総菜を選ぶ上で特に気を付けたいのが、脂質と糖質のとり過ぎです。

脂質は1グラムあたり9kcalの熱量を持ち、サラダ油大さじ1杯でも100kcalほどになります。脂質が多く含まれる食べ物は、マヨネーズやバター、油類など。また、見落としやすい肉の脂身やアボカドなど食品自体に含まれているものもあります。

糖質はごはん、麺類などの主食だけではなく、コーンやイモ類などの副菜に使用される食材にも多く含まれています。

一つの料理だけではとり過ぎになることは稀ですが、主食が多くなる単品料理や間食のとり方で過剰になってしまう場合があるので気を付けましょう。

 

高カロリーになりがちな3つの総菜とは

魚介類や野菜が中心の天ぷらも気を付けたい総菜の1つ
魚介類や野菜が中心の天ぷらも気を付けたい総菜の1つ© All About, Inc.

具体的にはどのような総菜に注意すればよいのでしょうか。特に注意したい3種類の総菜を紹介します。

▼肉の揚げ物

とんかつやから揚げなど肉に衣をまぶして揚げている料理は、衣が油を吸収するため高カロリーになりがちです。鶏肉であればモモ肉よりも胸肉、とんかつであればロースよりもヒレなど、部位によって選んだり、サイズの小さなものを選んだりすればカロリーを抑えることができます。

揚げ物はできるだけ頻度を減らすことが望ましいですが、難しい場合には、部位やサイズを意識したり、一度に食べる量を減らすなどの工夫をしてみましょう。

▼天ぷら

もう1つ気を付けておきたい揚げ物が天ぷら。天ぷらの具材は魚介類や野菜が中心ですが、とんかつなどと同じく衣が油を吸収しているため、カロリーが高くなっています。

そばやうどんにトッピングをしたい場合には、油を使っていない具材の方が低カロリーに抑えることができます。

▼ポテトサラダ、カボチャサラダ

サラダという料理名でも、イモやカボチャなど糖質の多い食材を使っているものは糖質が多くなるため注意が必要です。

また、脂質を多く含んでいるマヨネーズであえるため、カロリーも高くなります。レタスやキャベツなどの葉物野菜と組み合わせたり、量を調整したりして、食べ過ぎないように気を付けましょう。

 

どんな総菜を選べばいい?太りにくい選び方

魚料理に挑戦しづらいという人は、焼き魚や煮魚もおすすめ
魚料理に挑戦しづらいという人は、焼き魚や煮魚もおすすめ© All About, Inc.

カロリーを意識して総菜を選ぶためには、どのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。

▼野菜が多く使われているものを選ぶ

野菜はカロリーを抑えながら、料理にボリュームを出す効果があります。特にゴボウやレンコンなどの食感がしっかりした野菜は噛み応えがあり、満足感アップになります。

野菜が少ない料理には、野菜がメインのおかずをプラスするなどの工夫をしてみましょう。

▼油が少ない料理を選ぶ

できるだけカロリーを抑えたいときは、油脂類があまり使われていない調理法の料理を選びましょう。揚げ物や炒め物はカロリーが高くなってしまうので、煮物や蒸し物、焼き物などがおすすめです。

自分では魚料理に挑戦しづらいという人は、焼き魚や煮魚などを選んでみてはいかがでしょうか。

▼組み合わせて定食形式にする

丼物や麺類は栄養バランスが糖質に偏りやすくなります。栄養バランスを考えるなら、ごはんは自宅で炊いて、主菜、副菜だけを購入する定食形式の食事がおすすめ。バランスの良い食事は、栄養素を効率よくエネルギーに変えてくれます。

カロリーが高めの総菜でも、絶対に食べたらいけないというわけではありません。

重要なのは、総菜の種類選びと食べる量。カロリーの高い揚げ物なども、量に気を付けながらストレスのない食べ方を楽しんでください。

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年をとると眠れなくなるのはなぜ

体内時計が前倒しになり眠りも早く、浅くなる

高齢者は早寝早起きになりがちです。若いころに比べ、睡眠が浅くなる傾向があるのです。これは、加齢とともに体内時計が変化していることが大きく影響しています。体温やホルモン分泌など、睡眠にかかわる生体機能のリズムが前倒し、つまり早いほうにずれてくるのです。

さらに、睡眠周期をコントロールするメラトニンというホルモンの分泌量が減少し、就寝時の深部体温の下がり方も弱まります。 実際に、高齢になると深いノンレム睡眠は短く、浅いレム睡眠は長い睡眠パターンになります。そのため、尿意や小さな物音でも目を覚ましやすくなります。夜中に何度も起きてしまい、朝までぐっすり眠ることが難しくなるのです。

高齢者は日中の活動量が減るから、短時間睡眠でも十分とよくいわれますが、そんなことはありません。短時間睡眠で昼寝の習慣のない人ほど、認知症の発症リスクが高い調査結果が出ています。夜に長く眠れない場合は、昼寝をして睡眠時間を確保したほうがよいのです。

また、ノンレム睡眠の時間が減ると、骨密度を増やす成長ホルモンの分泌も減り、骨がもろく、折れやすくなってしまいます。骨が弱くなるのは典型的な老化現象のひとつですが、眠ることで維持改善が図れるともいえるのです。

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渋谷マークシティの1階にキング&プリンスのコーナーがありました。

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ゾンビになる100%の広告が渋谷駅にありました。

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宝くじ売り場は大行列です。

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ブルーノマースのポスターが渋谷駅にありました。

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九段靖国神社御霊祭りです。

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ピアニストのパデュー麻耶さんが来店されました。

9月にはウィーンに帰るそうです。

8月12日にコンサートがあるそうです。

よろしかったら会場にいらしてください。

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トリリオンゲームのポスターが渋谷駅にありました。

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ニューキング&プリンスのポスターが渋谷駅にありました。

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体が硬くなる10の習慣

【1】長時間同じ姿勢

立ち仕事や座り仕事などで同じ姿勢が続くと、活動量が低下して狭い関節可動域での日常生活ができ上がってしまいます。

【2】ストレス

ストレスは交感神経が優位な状態です。その場合は心だけでなく身体も常にリラックスできずに緊張状態にあります。

【3】運動不足

筋肉内の血流が低下するので、酸素、水分、栄養などが隅々まで行き届かなくなり、筋肉が衰えて硬くなってしまいます。

【4】身体が硬いと思っている

「自分は身体が硬い」と思っていること自体が、柔軟性向上の妨げになっています。

【5】睡眠不足

寝不足は自律神経の乱れと、成長ホルモンの分泌の妨げにもなるため、筋肉の回復など全身の代謝に悪影響が出てしまいます。

【6】寒い環境にいる

冷房が効き過ぎている、入浴せずシャワーで済ますなど、筋肉は冷えると柔軟性が低下する性質があります。適度な保温が大切です。

【7】呼吸が乱れている

普段から呼吸が浅かったり速かったりすると、呼吸筋や胸郭の硬さの原因となるため、柔軟性に影響が出ます。

【8】食生活の乱れ

塩辛い食べ物、生野菜や冷たい飲み物、偏食、飲酒、食事制限ダイエットなどによって、血管を硬くしたり身体を冷やしたりして、硬さを助長することがあります。

【9】運動後のケアが不十分

コラーゲンが線維化して筋肉が硬くなってしまうためです。運動後はストレッチやマッサージなどで筋肉の疲労を改善する必要があります。

【10】ケガや病気の影響

筋肉や関節、靭帯などが損傷を受けたり変形してしまうと、可動域が制限されて身体が硬くなることがあります。

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緊張性頭痛の記事がありました。

「長時間パソコンとにらめっこしていると、体が一瞬フワッと浮くようなふらつきやめまいを感じることがあります」

私のところに取材に来たある記者さんから、こんなふうに言われたことがありました。

「頭痛持ち?」と聞くと、まさにその通り。「長時間パソコン」「ふらつきやめまい」といったキーワードは、頭痛の中でも緊張型頭痛が考えられるものになります。

ここに「首・肩の凝り、腰の痛み」「眼精疲労」が加わることも珍しくない。この記者さんは、仕事中、常に目の奥に鈍い痛みのようなものを感じているそうです。緊張型頭痛との関連を指摘すると、「電磁波の浴びすぎだと思っていました」と驚かれていました。

緊張型頭痛は、頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなることで、筋肉や筋膜を支配している神経が過敏になり、痛みが生じると考えられています。

「長時間同じ姿勢を取る」「悪い姿勢を取る」「不適切な枕を使う」「運動不足」、さらには「強い精神的ストレス」が原因で起こりやすくなります。

緊張型頭痛は従来、中高年に多い頭痛。運動不足で筋力が低下しているために、筋肉の血流の滞りが起こりやすいからです。

ところがこの20年ほどで若い患者さんが増加。パソコンや携帯電話が普及し、世代にかかわらず座りっぱなしや同じ姿勢を取り続けるようになったからです。

・仕事でパソコンとずっと向き合っている

・仕事以外でもスマホの画面を見る時間が長い

こんな人は緊張型頭痛を起こして当然。緊張型頭痛には特に「うつむき姿勢」が悪いのですが、その習慣を改めない限り、緊張型頭痛は悪化すれど、解消することはありません。

さて、緊張型頭痛の症状を紹介しましょう。ズキンズキンと脈打つように痛む片頭痛に対し、緊張型頭痛は、後頭部を中心に頭全体が締め付けられるように鈍く痛むのが特徴です。「頭が重く感じる」という訴えを口にする方も。前述したように、首・肩の凝り、腰痛、眼精疲労もよくある訴えです。

緊張型頭痛は、長時間の同一姿勢が“元凶”。それを改めることで症状が軽減する可能性が大です。

「座りっぱなしで姿勢が変わらないな」と思ったら、立ち上がって伸びをする。周辺を歩く。肩を回すなどの簡単なストレッチをする。1日の締めくくりには、ぬるめのお風呂につかり、リラックスする。高すぎたり低すぎたりする枕を替えるのもいいですね。

座りっぱなしの時間が長いと、肥満、糖尿病、がんなどのリスクが高まるという報告もあります。健康のためにも、日々の生活の見直しをしていただきたいです。なお、緊張型頭痛の特徴とも思われている頭痛に伴うふらつきやめまい、実は片頭痛でも起こり得る症状であることが最近の研究で解明されてきました。次回はそのあたりについてもう少し詳しくと、片頭痛と緊張型頭痛、それぞれの薬の飲み方についてお話しします。

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日本鍼灸と中国鍼灸の違いについて

鍼灸といっても治療方法は、鍼灸師の違い、対処する病状などで大きく異なってくるわけですが、中国鍼灸か和鍼灸(日本鍼灸)かでも、内容は異なります。

この2つの最大の違いはその治療目的です。

一般的に中国鍼灸は、痛みをはじめとする分かりやすい症状の緩和や、患者の適応を促すことを治療目的としており、それに対して日本鍼灸はといえば、不眠やイライラといったメンタル的な病証の改善を目的とすることも多いです。

刺激の大きさも、中国鍼灸では刺激が強く、患者さん側もしっかりとした刺激を欲する傾向があります。それに比べて日本鍼灸は、おおむね刺激が弱く、病状同様にナイーブでより刺激に敏感な患者さんに適応しています。

そのため使用する鍼にも違いがあります。

中国鍼灸では対処の仕方に応じて、太い鍼、長い鍼、細い鍼、さらには短い鍼といったさまざまな鍼が使用され、施術者が鍼自体を持って皮膚に押し込むようにして刺すイメージとなります。

それに比べて日本鍼灸では比較的細くて軟らかく、しかも弾力が良い鍼を使用しています。太さによって色分けもされるなど日本らしい繊細な工夫が施されており、施術の仕方も、「鍼管」という管の中に鍼を入れ、鍼の頭をトントンとはじくように叩きながら入れていきます。鍼管は、江戸時代より以前に日本の鍼師が考案したと言われています。

鍼灸の本場である中国では、鍼灸は中医学として病気の治療としての役割を確立してきた歴史を持ち、より広範囲に広がっていきました。一方、日本では鍼灸師の数は限られており、少ない刺激でより効果を出すために、道具を工夫し鍼灸の技を磨くなど独特な発展を遂げてきたのでした。

そんな日中両方の鍼灸を、病証に合わせて使い分けることができるいまの私たちは幸せだといえるでしょう。

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夜食症候群とは

夜食症候群とは…遅めの夕食・夜食で肥満などのリスク増

名前の通り、夜遅くに多くの量の食事をとってしまう「夜食症候群」。1日の摂取カロリーのうち、25~50%を夕食および夜食でとることを言います。さらに、夜食症候群の状態が悪化すると、睡眠中に起きて、何かを食べたくなることもあり、実際に食べてしまうことも。

習慣化してしまうと、ダイエットなどが成功しにくくなることはもちろん、肥満などのメタボリックシンドロームの原因にもなるため、厚生労働省も注意を呼びかけています。

また、夜食症候群は30~40代の働き盛りの男性に多いと言われています。日々のストレスを食欲で解消している場合、結果として夜食症候群になっている可能性もあり、本人が自覚していないこともあるかもしれません。

体の中には、脂肪を溜める脂肪細胞があり、この脂肪細胞は、体の現状を維持するために、食欲を抑制したり、エネルギー代謝を促進するレプチンというホルモンを出したりしています。夜遅い食事が習慣化すると、このレプチンの作用が低下することが報告されています。

食欲が増し、さらに夜食をとりたくなってしまう上、エネルギー代謝の低下により、肥満にもなりやすくなってしまうのです。

夜食のリスクはこれだけにとどまりません。睡眠中は代謝が低下するため、寝る前の食事は余分なエネルギーとなり脂肪として蓄積されます。また、夜間は消化管の吸収が良くなる時間帯でもあるのです。

 

飲酒と夜食の負の関係…飲み会、晩酌が多い人は要注意

さらに気をつけたいのが飲み会が多い人や、晩酌など夜の飲酒習慣がある場合。飲酒は、胃の血流を盛んにし、消化酵素の分泌を増やして動きを良くします。そのため、消化活動が活発になり、胃の内容物は腸に流れていきます。胃が空になると、当然ながら食欲が増します。

さらにアルコールは、血液中の糖分を減らすインスリンの作用を強めますので、血液中の糖分が少なくなります。つまり、ただ空腹を感じるだけでなく、甘い物や炭水化物を食べたくなってしまうのです。

炭水化物を中心とした夜食をとってしまうことで、高血糖を起こし、これは糖尿病の危険性につながります。寝る前の高血糖状態は睡眠中も続いてしまうために、睡眠障害も引き起こします。夜寝る前にお酒と一緒につまみなどを食べてしまうことも夜食症候群の一因になります。

 

夜食症候群が増加している原因

今、私たちの身の回りには、24時間営業のコンビニをはじめ、多くの深夜営業の店が当然のようにあります。そうした店舗で深夜に働いている人も利用者もたくさんおり、生活時間のボーダレス化が進んでいます。

朝食をとっていない人を対象にした国の調査によると、40代男性の36.6%、女性の19.2%が、21時以降に夕食をとっていることがわかりました。さらに、男性全体では、10.8%もの人が23時以降に夕食をとっていると報告されています。つまり、遅い夕食をとる人が多く、その傾向は男性に強いといえます。

女性がやや少ないのは、ダイエットを意識している割合が男性より多いからかもしれません。

いつでも、食べ物を買うことができる環境、夜遅くまでの仕事をすることで、全体的に夜食症候群が増えているといえます。

 

夜食症候群が原因で起こる病気・健康リスク

肥満からメタボリックシンドローム、高血糖などから糖尿病、高コレステロール血症などから動脈硬化、高血圧など、まさに生活習慣病になり、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などの心血管の病気を引き起こすことになります。夜食症候群と思ったら、まずは、食生活を見直す必要があります。

 

「太らない夜食」に似ている? 夜食症候群の直し方・対策法・食事法

まずは、食事時間を早くすることができないかどうか生活を見直しましょう。できれば、寝る2時間前には食事を終えておきたいものです。

夜食として食べるにしても低脂質、低炭水化物で消化に良い良質なタンパク質を含むものを選ぶようにし、カロリーを抑えておきましょう。1日の食事バランスを考え、できれば、朝食をしっかりととるようにしましょう。

残業が避けられない時には

・残業前に軽食をとっておく

・残業後に食べるものは考えて選ぶ

ことが大切です。残業後に食事をとる場合、魚の練り物、豆腐、コンビニで買うならおでんなどタンパク質を中心とした食材、春雨やコンニャクなどの満腹感が得られやすいカロリーの少ない食材を選ぶようにしましょう。

遅い時間に食べ過ぎてしまうことを防ぐためにも、残業がある日には昼食をしっかりととっておくようにすることも大切です。生活習慣や仕事の時間はすぐには変えられないかもしれませんが、健康に直結する毎日の食生活、できることから対策をしていきましょう。

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認知症対策の記事がありました。

【第一人者が教える 認知症のすべて】

毎週金曜日の朝10時から開いている「健脳カフェ」。コロナ禍でも毎週のように通ってこられる方がいたのですが、ゴールデンウイーク明けの先日は、お天気が良かったこともあり、一層賑やかでした。用意した椅子がすべて埋まり、新たに椅子を設置するほど、たくさんの方が集まりました。

「その日が通って30回目」「もうすでに30回を突破」という方がお2人。週に1度の開催ですから、30回というと、毎週通ってもかなりの期間になります。

家族の都合でしばらく休んでいた方もお久しぶりに顔を見せてくれ、「◎さん元気そうですね!」「歩き方がしっかりしたように思う!」など、あちこちで歓声が。

健脳カフェには、違う世代の者同士の交流を図る意味合いもあり、上智大学の老年心理学研究室の学生さんも毎回参加しているのですが、そこかしこで会話が弾んでいました。

その日は、10時半から11時半まで筋肉向上ができる簡単運動プログラム「ラクティブ」開催の日。座ってできる体操なので、足元がおぼつかない人でも問題なくできる。「私はいいわ……」といった感じで輪に入らず離れて見ていた女性も、参加者の「一緒にやりましょうよ」「ここの席に来て」という誘いかけ、さらには手を取っての案内に、最終的には加わって、ラクティブの先生の掛け声に合わせて手足を動かしていました。

社会的なつながりが良好な人は認知機能低下が緩やか

オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究者は、加齢が認知機能に及ぼす影響を調べた、公表済みの13の研究を統合させ、新たに分析。その結果は、2022年10月20日の「Lancet Healthy Longevity」誌電子版に掲載されました。

もとになった13の研究は、ブラジル、中国、イギリス、中央アフリカとコンゴ、スウェーデン、ギリシャ、韓国、ドイツ、マレーシア、オーストラリア、アメリカ、プエルトリコ、シンガポールで行われたもの。社会的なつながりの強さと認知症リスクの関係を調べた研究は数多くあるものの、研究者によって指標がさまざまであるため、明確な結論は得られていませんでした。

今回の分析では、配偶者やパートナーがいる人は、そうでない人と比べて全般的認知機能のスコア低下が遅く、同居人がいる人は、1人暮らしに比べて全体的な認知機能に加え、記憶力や言語能力の低下が遅いことも示唆されました。

また、家族または友人と週1回交流すること、週1回コミュニティーグループに参加することは、交流やグループへの参加がない場合と比べて記憶力の低下が遅く、孤独を感じずにいることは全般的認知機能の低下や実行機能の低下が遅いと予測。

男女別の分析では、女性では「配偶者がいる/パートナーがいる」人は、そうでない人より記憶力の低下が遅く、男性にはそうした傾向は見られなかった。

この研究での最終的な結論はこう。「配偶者・パートナーがいる」「同居人がいる」「週1回コミュニティーグループに参加する」「週1回家族や友人と交流する」「孤独を感じない」といった社会的なつながりが良好な人は、認知機能の低下が緩やかになる可能性がある──。

軽度認知障害(MCI)や認知症でない人などを対象にした、認知症予防目的の「健脳カフェ」は、まさに社会的なつながりをつくる場。みんなでしゃべって、体を動かして、麻雀やカラオケに興じて……。楽しい時間が認知症予防につながるのです。

当然ながら、そういった時間を持てる場は、健脳カフェに限りません。見渡せば、あなたのご自宅の近くにも、社会的なつながりを持てる場(麻雀教室やカラオケ教室、市民講座、ボランティアグループなどなど)があるはず。

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乳がんを防ぐ食べ物の記事がありました。

東アジアの女性を守る「ある食べ物」

動物性蛋白質の摂取量の増加に代表される食の欧米化によって、日本人女性の性的な成熟が早くなりました。ここに、晩婚化や少子化の影響が重なることで、乳がんが増え始めたと考えられます。

時代が変われば、女性の生き方、考え方が変わるのは自然なことです。また、食生活の変化には良い面も悪い面もあります。第4章で見たように、動物性蛋白質の摂取が増えたことで、日本人の血圧が下がり、脳出血が減りました。こんななかで、一人一人が身を守るにはどうしたらよいでしょうか。幸い、乳がんを予防するためのヒントがいくつか明らかになっています。その一つが大豆と大豆製品です。

日本を含むアジアの女性は、欧米人とくらべて乳腺の割合が高いタイプの乳房を持つ人が多いのに、欧米人より乳がんが少ない。その背景を明らかにできれば乳がんの予防に役立つはずだ。そう考えた欧米の科学者らが研究を進め、東アジア人が習慣的に摂取する大豆と大豆製品が注目を集めるようになりました。

動物実験で乳がんに対する予防効果が認められたことから、大規模な調査がおこなわれましたが、欧米人でははっきりした結果が得られません。それもそのはず、日本人の大豆製品の摂取量は米国白人の700倍にのぼります。欧米人は大豆製品を食べる習慣がほとんどないので、よく食べている人と、まったく食べていない人をくらべても、乳がんの発症率に差が出ないのです。大豆製品の効果を調べるにはアジアで調査するしかないということです。

大豆に含まれるイソフラボンは化学構造が女性ホルモンに似ています。そのため、女性ホルモンが結びつく受容体という構造に女性ホルモンの代わりに結びつき、女性ホルモンの作用をじゃますることで乳がんを予防すると考えられています。日本とアジアの他の国でおこなわれた研究からは、大豆製品の摂取により、乳がんの発症率がおおむね30~40%下がることが報告されています。

これ以外にもさまざまな効果が確かめられており、本書でも、イソフラボンを多く摂取するとインスリンの効き目が良くなること、脳梗塞と心筋梗塞の発症率が下がること、骨からのカルシウムの流出が少なくなることなどを見てきました。

しかし、女性ホルモンの受容体にイソフラボンが結びつくと受容体を刺激することになって、逆に乳がんが起きやすくなるのではないかと心配する声もありました。そのため日本で大規模な調査がおこなわれ、血液に含まれるイソフラボンの濃度をもとにイソフラボンの摂取量を推定して、乳がんとの関連を調べました。参加者をイソフラボンの摂取量により4つのグループに分けて比較したところ、図9-7に示すように、摂取量が多いほど発症率が低くなりました。摂取量が最も少ないグループとくらべると、イソフラボンを最も多く摂取しているグループは、乳がんの発症率がなんと約3分の1になっています。

じつは「日本人の女性」を「乳がん」から守っている「凄い食べ物」があった…! 乳がんが増えている現代社会
じつは「日本人の女性」を「乳がん」から守っている「凄い食べ物」があった…! 乳がんが増えている現代社会© 現代ビジネス

イソフラボンを最も多く摂取していたグループでも乳がんの発症率が下がったのですから、食事から摂取する限りは、イソフラボンで乳がんの発症率が上がることはなく、その逆に乳がんを防ぐ効果があるのは間違いないと考えられます。

ただし、サプリメントで大量に摂取した場合の効果と安全性については、完全にはわかっていません。

イソフラボンはほぼ大豆にだけ含まれる成分で、日本人はイソフラボンの90%以上を、大豆、豆腐、みそ、納豆から摂取してきました。安易にサプリメントに頼るのではなく、食品からの摂取を心がけたいものです。

乳がんを招く生活習慣

ここ数十年のあいだに日本で起きたのは、食生活の変化だけではありません。本書から目を上げて、窓の外をながめてください。

日本全国、町でも村でも道路網が整備され、乗用車が普及しました。交通機関が発達したことで歩く機会が減っています。運動不足で乳がんが増えるという報告は、日本でも欧米でも提出されており、日本人女性5万人を対象にした調査からは、とくに閉経後の女性がスポーツや運動を週に3回以上おこなうことで、乳がんの発症率が30%くらい下がることが示されました。大腸がんも同じでしたね。日本人で運動による予防効果が確かめられているのが、大腸がんと、この乳がんです。

そして、これはまだ研究の途中ですが、睡眠不足で乳がんの発症率が上がるという報告があります。正確に言うと、不規則な生活によって、人間にもともと備わっている体内時計が乱れると乳がんが発生しやすくなるというのです。

欧米には、夜間勤務の女性は乳がんに1・4倍なりやすいとか、旅客機の女性客室乗務員が退職後に乳がんになる確率は、そうでない女性とくらべて5倍高いなどの報告があります。日本でも、夜中に仕事をしている人は肥満になりやすく、高血圧、心臓病、脳血管障害、糖尿病、さらには、うつ病の発症率が上がることがわかっていました。

これに関係すると考えられているのがメラトニンというホルモンです。人間には体内時計と呼ばれる仕組みがあり、昼間活動して夜間眠るよう生体機能を調節しています。この体内時計のリズムを作るのに欠かせないのがメラトニンです。夜間勤務、もしくは不規則な生活で夜間も明るい照明にさらされると、メラトニンの分泌が大きく減ってしまいます。メラトニンは体内時計の調節だけでなく、がんの発生をおさえるがん抑制遺伝子の作用や、性ホルモンの分泌にも深くかかわっているとされ、夜間勤務でメラトニンが減少すると、乳がんを発症しやすくなるおそれがあります。

これらの報告を受けて、欧州の一部の国は、夜勤がつきものの看護師と客室乗務員が20年以上勤務したあとで乳がんになった場合に、労働者災害補償保険による給付が受けられる制度を始めました。いわゆる労災の適用になるということです。

夜間に起きていることで乳がんが増えることを示すデータは、まだ日本では得られていませんが、乳がんと同じく性ホルモンの影響を受ける前立腺がんについては結論が出ています。交替勤務につく男性は、昼間だけ働く人とくらべて前立腺がんの発症率が3倍高くなっていました。研究が進めば、日本でも、夜間勤務と乳がん発症の関係が明らかになるでしょう。

2009年に経済協力開発機構(OECD)が世界各国の平均睡眠時間を調査したところ、日本は18ヵ国中17位で、世界でも睡眠時間が短いことが判明しました。また、NHKが1960年におこなった調査結果とくらべると、現代人の睡眠時間は1時間ほど短くなっているそうです。

その理由の一つが高齢化で、高齢者は「夜中に何度も目がさめる」「なかなか寝つけない」など、睡眠の問題を抱える人が少なくありません。

しかし、それと同時に夜型人間の増加があげられます。現代の日本で夜勤そのものを禁止するのは不可能ですが、仕事以外の理由で夜ふかしぐせがついている人は、体内時計を整えることが重要です。

最後にもう一つ。日本人の乳がんによる死亡率は、現在もなお、欧米より、はるかに低い水準にとどまっています。ところが、欧米の大部分の国で死亡率が下がり始めているのに対し、日本は逆にじりじり上がっています。

図9-8は、乳がんによる死亡率を年齢で調整して、国ごとの変化を見たものです。欧米各国は1990年ごろに死亡率の上昇が止まっていますね。これは、この時期に乳がん検診が普及したからとされています。残念ながら、日本は乳がん検診の受診率が欧米の3分の1しかありません。しかも、乳がんが30代から増加することが十分に知られておらず、若い世代の受診率が低いのが問題です。

じつは「日本人の女性」を「乳がん」から守っている「凄い食べ物」があった…! 乳がんが増えている現代社会
じつは「日本人の女性」を「乳がん」から守っている「凄い食べ物」があった…! 乳がんが増えている現代社会© 現代ビジネス

日本乳癌学会の調査によると、乳がん患者さんのうち、自分でしこりに気づいて病院をおとずれた人が70%近くにのぼりました。乳がんは体の表面に近いところにできるので、比較的発見しやすいがんです。しかし、自分で気づくころには、それなりに進行している場合がほとんどです。暮らす環境が変わり、乳がんが増えている現代社会において、日本人女性が乳がんから身を守る第一歩は、2年に1度、できれば毎年、乳がん検診を受けることです。

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ミュンヘンからお客様が2年ぶりにいらしてくださいました。

ようやくコロナも収まるようです。
久しぶりにミュンヘンからお客様がいらしてくださいました。
里帰りのたびにいらして下さるようになってから8年が経ちました。
いつもいらっしゃるたびにお店があってよかったと言っていただきます。
特に今年はコロナもあったので心配下さったそうです。
何時ものようにフェイシャルデコルテ+フルボディオイルマッサージコース120分を受けていってくださいました。
来年も来るので覚えていてねと言ってお帰りになりました。
本当にありがたいことです。
また、近くのホテルのコンシェルジュさんからはアメリカからのお客様をご紹介いただきました。
新潟や群馬からのリピーターの方もヤット来れるようになったと喜んでいました。
ただ、お近くにいらっしゃる方が忙しくなったみたいで困っているみたいです。
3カ月ぶりとかでいらした方がカチカチで痛がって悲鳴を上げています。(笑)
終わった後はやっと来れて楽になりましたと言って帰っていただけるのがうれしいです。
早く仕事も落ち着いて気軽にいらしていただけるようになるといいですね。ブログ画像

 

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花粉症が落ち着いたら季節はもうこんなです

花粉症が落ち着いてやっと外を歩けるようになりました。

日比谷公園を散歩してみたらもう花はネモフィラ・バラ・つつじいなっていました。

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キンプリのアルバムポスターが渋谷駅にありました。

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立つ歩く座るを見直して疲れない身体にしよう使用

こんな記事がありました。

 

疲れてしまうのは、体が無理をしているから。思い込みを捨てて、基本の動作を見直してみませんか。しなやかな体づくりはここから。

「間違った体の使い方をしている人は、実はとても多いです」

理学療法士、介護福祉士として、多くの人を指導している岡田慎一郎さんは、日本の古武術をベースに、体の動かし方を研究している。

「全身をうまく連動させて、全部使うことが大事。立つときも、脚だけでなく腰を使う。物を取るために腕を伸ばすときも、肩だけでなく背中の肩甲骨から使うようにすると、肩こりにもなりません」

とはいえ、全身で動くことを意識するのはなかなか難しいもの。

「体がラク、ということをまず第一に考えましょう。儀礼的な姿勢や、ファッション的にきれいに見える形は、無理をしていることが多いです。続けていると疲れてしまう。実用的な動き方は機能美にもつながるので、結果的にはきれいに見えますよ」

【立ち方】「気をつけ!」の姿勢は間違い。 適度にゆるんでいるのが正しい立ち方です。

© クロワッサン オンライン

A腰が反っている

B胸を張っている

C全身に力が入っている

「胸を張るのがいいと思っていませんか。この姿勢だと、腰が反ってしまって無駄な力がかかります」。気をつけ、の姿勢は、あくまでも一時的に取る儀礼的なもの。長く続けるのには無理があります。

© クロワッサン オンライン

A後頭部が上に引っ張られるイメージ

B肩に力が入っていない

Cひざがゆるんでいる

全身がゆるんでいるのがいい状態。「自分なりの楽な状態を見つけましょう。これくらい負担があって当たり前、と思ってしまうのがいちばんダメ」。ひざを楽にすると、自然と股関節と骨盤もゆるんでいい状態に。

長時間立つとき

© クロワッサン オンライン

A脚と脚は適度に開いてOK

B左右の足裏に均等に体重がかかるようにする

C肩は一度上げてストンと落とした状態がベスト

D土踏まずのアーチを意識

「肩を楽にしましょう。自然と首が伸び、全身がリラックスします」。それでも、直立不動で立ち続けるのはつらいもの。「同じ姿勢を続けるのはNG。脚をクロスすれば股関節が自然とゆるみます。見た目もきれいで疲れません」

© クロワッサン オンライン

Aつま先を開き土踏まずを前に向ける

B左右をときどき入れ替える

【歩き方】いわゆるウォーキングの歩き方は、日常には合いません。

© クロワッサン オンライン

A大きく腕を振る

B大股で歩く

Cかかとからドスンと着く

胸を張って元気よく腕を振り、大股で歩くウォーキングの歩き方は、あくまでも運動のため。「裸足で歩いても負担がかからないのが本来の歩き方。靴を履いていると見失いがちなポイントです」

© クロワッサン オンライン

A足裏全体でソフトに接地する

B上半身が軸脚の土踏まずの上に乗っている

「負担がかからない歩き方のコツは、土踏まずのアーチを崩さないこと」。かかとではなく、足裏全体で接地させるようにします。「土踏まずの上に上体を乗せると、安定した状態を保って足を出せます」

© クロワッサン オンライン

かかとから小指・親指に体重移動

かかとをドスンと着くと、土踏まずがつぶれてしまいます。足の外側を通って、小指から親指のほうに体重移動するイメージで。

【座り方】股関節で姿勢を調整。ここが固まると姿勢が崩れてしまいます。

© クロワッサン オンライン

【仙骨座り】

A背もたれに寄りかかる

B足を前に投げ出す

骨盤の真ん中の仙骨が、座面についてしまうような座り方が〝仙骨座り〞。「股関節の動きがよくないと、骨盤が倒れ、上半身も足も投げ出すようになります。また、腰にも負担が集中、腰痛の原因にもなります」

© クロワッサン オンライン

【猫背座り】

A背中が丸まっている

B首が前に出ている

机に向かってパソコンを操作していると、どんどん前かがみになりがちです。「肩も腰もガチガチに固まっていて、ゆるめたくても動かせません。同じ姿勢をとり続けないためにも、体はできるだけ真っすぐ立てましょう」

椅子に座るとき

© クロワッサン オンライン

A前傾してお尻からソフトに座る

B背中は真っすぐ

お尻からドスンと座ると、反動で上記のような〝仙骨座り〞になります。上半身を前に倒して、お尻からゆっくりソフトに座りましょう。「股関節から上半身を前傾させ、バランスを保ちながらだと、力まないで楽に座れます」

正確な姿勢

© クロワッサン オンライン

A体が骨盤の上に乗っている

座る際の正確な姿勢を知るには、椅子の後ろ脚を浮かせてみます。すると、股関節が緩み、骨盤が真っすぐに立ち、背筋が伸びた理想的な姿勢がとれます。「この姿勢を基本に、座り姿勢を見直してみましょう」

長時間座るとき

机に向かって長時間仕事をすると、骨盤が倒れ、猫背や仙骨座りのようになりがちです。それは、股関節が動きにくくなったため、骨盤を真っすぐに保つ調整が利かなくなったことによります。「様々な脚の組み方をすることで、股関節が動きやすくなり、骨盤が立ち、負担のない姿勢がとれてきます」

© クロワッサン オンライン

【膝下クロス】

© クロワッサン オンライン

【脚を組む】

© クロワッサン オンライン

【立て膝】

【立ち上がり方】ひざではなく重心移動で立つ。頭の重さを利用すれば簡単です。

© クロワッサン オンライン

A腕力も使って立つ

B脚力だけで立つ

「脚だけで立とうとするときついので、どうしても『よっこいしょ』と声が出てしまいます。気合と根性で立っているんですね。さらに、腕の力も使ってやっと立ち上がっている状態」。あちこちに無理な力がかかっています。

© クロワッサン オンライン

Aお尻から上げる

B股関節から前傾する

C頭の重さを使う

D足をまず引く

「まず足を引いて、股関節から前傾。すると、脚力でなく、重心移動で楽に立てます」。前に机があるときは、横を向いて前傾すればOK。「所作がきれいな人は、この立ち方を基本として活用しています」

 

 

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スノーマンのポスターが渋谷の駅にありました。

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警視庁が伝授する「足先の温める方法」とは?

警視庁警備部災害対策課の公式Twitter1118日に投稿した、「足先を温める方法」とは、靴下の上から足にアルミ箔を巻き、さらにその上に別の靴下を重ね履きするというもの。

警視庁は、「輻射(ふくしゃ)熱でホカホカになり冷えを緩和することができます。災害時など、もしものときのために」とつづっています。

その方法を、写真つきで次のように詳しく紹介しています。

靴下の上からつま先を覆うように巻きつけ手で押さえてフィットさせてください。

更にその上から別の靴下を履いてください。

そして、気をつける点として、こう呼びかけています。

「あまり歩き回るとアルミ箔がバラバラになるので注意してくださいね・・」

寒くなり足先の冷えが辛いときや、災害時などもしものときに。覚えておくと役に立つかもしれません。

ちなみにこの理屈を応用したサンダルがワークマンで売っています。

効果あります。

内では母・家内・私3人で愛用しています。

980円です。

 

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兵庫県からのお客様がまたいらしてくださいました。

11月に二十歳のお祝いに私の施術を受けにいらしてくれたお客様がまたいらしてくれました。

 

前回は二十歳の御誕生日祝いにディズニーランドにいらした時にせっかく友達と写真の撮ったりするので東京のエステで施術を受けたいと私の口コミを探してわざわざいらしていただきました。

東京には山ほどお店があるのによく私を選んでくれたと本当にうれしく思いました。

最も先にどうやって探したんだろうとびっくりしました。

スタイルも変わり身体も楽になったといって帰ってくれたので安心していましたが本当にわざわざまた来てくれるとは思わなかったので本当にうれしかったです。

 

前回はフルボデイオイルコース90分だだったのですが今回はフェイシャルをいれた180分のコースを受けてくれました。

今回は顔も小さくなり身体のラインも変わったので喜んでくれました。

それと背が高く胸も大きい方なので子供のころからの癖もあるようで首をすくめ肩を上げる姿勢になっていました。そのせいで二十歳でも首コリや肩こりもひどく楽になったと喜んでくれました。

来月もまたいらしてくれるそうです。

 

毎回施術の時に説明させていただいてるのですが18までは筋肉痛も一晩寝れば治るくらいに回復力はあります。

でも二十歳でも回復力は落ちいていきます。

その大きな原因の一つが筋肉が固くなるということです。

固くなった筋肉は血管を圧迫して血流を悪くします。

血行が悪くなると冷えむくみコリ肌荒れなどの原因になります。

言い方を変えると筋肉をほぐして血行を改善してあげれば冷えむくみコリ肌荒れなどは良くなります。

施術はどうしても硬くなった筋肉をほぐすので痛みや痕などが付いたりすることもありますが身体は健康な状態に戻ります。

よろしかったら一度お試しください。

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秋田からマタニテイのお客様がいらっしゃいました。

今回で2回目になりますが秋田からマタニテイーのお客様がいらっしゃいました。

秋田にはほとんどマタニテイーの施術をするところがないそうです。
来月から産休に入るそうですが引きこもり生活になりそうで不安だそうです。
来週も東京に来る用事があるのでいらしてくれるそうですが身体を楽にするのは当然ですが心が軽くなるようにしてあげられればと思っています。
お腹に赤ちゃんがいれば体力も減れば身体の負担も増えます。
赤ちゃんが大きくなればその分体重も増えていくわけで大変です。
お母さんが少しでも負担が軽くなるような環境を用意してあげることをもっと考えるべきです。
かつては子供は宝であり地域全体で子育てをしていました。
家族を始め隣近所みんなで助け合っていました。
いま必要なことはお母さんたちが歩いて行ける場所にいつでも気軽に行け少しでも安心でき気が休まる場所を用意することだと思います。
例えばショッピングセンターや商店街に中学生以下の子供も連れは無料で利用できるカフェなどを作り息抜きのできる場所を用意する。
まわりに誰かいれば話をしなくても安心できたりします。
また、シニアの人たちなどを利用して子育てや生活の悩みなどの相談や愚痴を話せるような場所にしてもいいと思います。
今少子化が問題になっていますが女性が赤ちゃんを産むことは本当にすごいことだと思います。
仕事がどうのとか話題になりますが子供を産むことだけでどんなすごいことなのかもう一度全ての人が考えなおすべきだと思います。
女性は子供を産むことそれ自体がすごいことなのに子育ての上に仕事までということが当然のように言われ
仕事の権利みたいなことが話されますが女性の権利を言うのであればこどもを産んだらそれだけで充分保障されるような要求をするべきです。
仕事をする上でのキャリアアップなどといっていますが子供を産み育てることが最高のキャリアでありそれ以上のものはありません。
女性が3人以上子供を産まなければ人類は滅びます。
それ以外にも子供一人につき母親が毎月5万円受け取れるようにするなどもっと経済的にも評価するべきです。
3人で月15万円5人っで25万円になります、
こどもが成人になったらお母さんはその半額1人につき2万5千円もらえるようにするなどもあっていいと思います。
そうすれば子育て後の生活の不安もなくなると思います。
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クリスマスイブの銀座です。

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足の裏の筋肉低下の原因とは

足の裏の筋肉低下の原因とは?!

歩くという当たり前の動作ですが、日頃、足の裏の筋肉をしっかり使って歩けていますか?

足の裏にも筋肉はたくさんあり、体の他の部位と同様に腱や筋肉の働きがあることで、立って重心をとったり歩く走る等様々な動きが出来ます。

ヒールや靴底の固い靴により足の裏の筋肉が使われにくくなったり、爪先で地面を蹴らずに足の指が浮いてる状態での歩行は、足の裏の筋肉がしっかり使われず固くなりやすいと言われています。

足の裏全体で地面を押す動作が減ってしまうと、足の裏の筋肉の低下も起きて土踏まずのアーチが崩れてしまう事もあり、扁平足や足の形まで変わりやすくなってしまいます..

美脚への第一歩は足の裏をほぐすことから

足の裏の固さや筋肉低下が起きることで、足の裏の重心が崩れて必要以上にふくらはぎや外ももに負担がかかりやすくなります。

それだけでなく、重心が定まりにくい不安定な歩き方は骨盤の安定もしにくくなり、腰痛や肩こり、ストレートネック等上半身にまで悪影響を及ぼすこともあります。

ふくらはぎや太ももの筋肉の強ばりや脂肪の蓄積は日頃の気がつかないうちに起きている足の重心不良からくる影響かもしれません。

 

心臓から一番遠くにある足の裏の筋肉が使われにくくなると血流低下や老廃物が溜まりやすくなり、浮腫に繋がってしまいます。

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いい姿勢で楽に座るコツ

「姿勢が悪い」「背中が丸く猫背になっている」と感じている人は多いでしょう。逆に、姿勢には自信があると言い切れる人にお会いする機会はめったにありません。

良い姿勢を保つことは、肩の不調の改善と予防にも大事です。しかし、言うはやすし行うは難し。つい「いつもの姿勢」になりがちです。それは、同じ姿勢をずっと保つことは実は大きな負担だからなのです。

そこで今回は、良い姿勢を保ちながらも楽に座るコツを取り上げます。

座る姿勢は、重力に逆らい体重を支えることになります。では、体のどこで体重を支えるか、どう支えるか。椅子の種類がどうとかではなく、大事なのはいかに骨盤を立てて座るか、です。

椅子に深く腰掛け、背もたれに寄りかかると、骨盤が立たず、腰からお尻で全体重を支えることになります。腰から背中は全体に丸くなり、前に垂れた首と頭を肩まわりの筋肉で常に支えるので、疲労がたまりがちになります。

では、試しにタオルを折りたたみ、お尻の後ろ半分に挟んで座ってみてください。自然と骨盤が立った姿勢になりませんか? 背筋が伸び、下腹部に軽く力が入り、肩まわりの緊張が抜けた感じが実感できるはずです。骨盤が立てば、お尻から首まで一直線に伸びて肩の負担が減り、五十肩の予防も期待できます。

お尻に挟むものがなければ、もっと簡単な方法があります。浅く腰掛け、お尻の位置を膝の位置より上にするのです。これで姿勢は自然と整います。

 

 

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銀座にオープンして13年になりました。

 

銀座に銀座C&Dをオープンして13年になりました。

長い間ありがとうござます。
私山崎男性と店長草野の二人で皆様が少しでも綺麗になるように楽になるように楽しく暮らせるようにと願いながら施術をさせていただいております。
冷えむくみ首肩腰のコリ不眠などお身体の不調や二の腕背中お腹おしり太もも足首などの痩身小顔眼精疲労妊活生理痛など様々なこ?相談を受けます。
どんなことでもご相談にお答えできるように努力してまいります。
いつでも気軽にご相談ください。
これからもよろしくお願いします。

 

 

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スノーマンのポスターが渋谷駅にありました。

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更年期のうわさ嘘本当?という記事がありました。

女性は必ず経験する「更年期」。早い人では、30代後半から体や心に不調を感じることもあるといわれていますが、具体的にはどんな変化が起きるのでしょうか。

35歳~60代のESSE読者200人にアンケートをとったところ「更年期の知識はありますか?」という質問に対して、52%が「いいえ」と回答。言葉は知っていても、よくわかっていないというのが実状のようです。

また、「情報が得やすい時代だけに、更年期に対する知識について間違いや誤解も多いんです」と話すのは、よしの女性診療所院長・吉野一枝先生。

ウソ・ホント?更年期にまつわるウワサを検証

ここでは更年期にまつわる思い込みやウワサについて、その真偽を教えてもらいました。皆さんも更年期について正しく理解できているかどうかチェックしてみて。

女性ホルモンは自力でアップできるウソ

女性ホルモンの分泌量は35歳頃から減少し始め、減りすぎは防止できても自力で増えることはありません。

ダイエットのしすぎで更年期が早まるホント

絶食など過度なダイエットでホルモンバランスを崩すと、不妊症になったり更年期が早まるリスクが高まります。無理なダイエットは禁物です。

更年期症状の重さは遺伝するウソ

© FUSOSHA Publishing Inc. 提供 症状の重い、軽いは、生活様式や性格などで変わるもの。ただし卵巣機能には遺伝性があるので、閉経時期が母娘、姉妹で似る傾向はあります。

閉経すると一気に老け込むウソ

閉経後45年すると更年期の症状が治まってくるので、元気になる人も多くいます。とくにPMS(月経前症候群)や生理痛に悩んでいた人は、解放されて生活が快適になるようです。

夫と不仲だと症状がつらくなりやすいホント

更年期への理解があまりない夫とコミュニケーションも少なければ、ストレスの影響から症状は重い傾向に。

美魔女は更年期と無縁ウソ

© FUSOSHA Publishing Inc. 提供 いくら見た目が若くても、卵巣機能が実年齢と同じことに変わりありません。卵巣機能の老化や女性ホルモンの低下は、外見に関係なく、だれにでも平等に訪れます。

高齢出産の人は症状が重くなるウソ

高齢出産によって症状が重くなることはありません。ただ、更年期と子育てが重なり、プレッシャーなどによってしんどくなる場合はあります。

まじめな人ほど症状が重くなるホント

まじめな人はつらい症状も我慢してこじらせてしまいがち。更年期に入ったら完ぺき主義は手放しましょう。

セックスをしていると症状が軽いウソ

恋をしたり、セックスをすることで女性ホルモンが増えるというのは完全に都市伝説です。幸せな恋愛で気分が高揚し、脳内物質のアドレナリンが増えることはありますが、セックスと女性ホルモンに関係性はなく、症状を軽減することもありません。

そもそも更年期ってどういうもの?

「更年期=つらい」というイメージをもつ人も多い更年期。実際にはどういうものなのか、吉野先生に教えていただきました。

更年期とは、女性ホルモンの分泌量が急激に低下する閉経前後の10年間のこと

更年期とは、閉経前後の約10年間というのが医学的な定義です。

「閉経の平均がだいたい5052歳なので、4555歳くらいの多くの方が当てはまります。幼児期、思春期、老年期などと同じ人生の時期を表す言葉であり、女性なら必ず迎えます」と吉野先生。更年期自体が体や心の不調を指すのではなく、あくまで時期のことなのです。

更年期のタイミングや症状の出方は人によってさまざま

さらに、閉経の時期には個人差があり、起こりうる症状には生活環境などが大きく関わるので、更年期が始まるタイミングや症状の出方は人それぞれだそう。

「だいたい35歳を過ぎると卵巣機能が衰えてきます。45歳以降、閉経が近づき女性ホルモンが急激減ることで、のぼせやほてり、イライラ、不眠といった更年期特有の症状が出始めますが、それが顕著に現れるかどうかは個人差があります。家から出られないほど重症な人もいれば、あまり症状を感じない人も」

更年期に入ったかどうか気になったら婦人科を受診して

更年期に入ったかどうかは、自分では月経周期や基礎体温の乱れがひとつの判断基準になるそう。

「ただ、更年期の不調以外の病気が隠れている場合もあるので、自己判断だけに頼らず、婦人科でホルモン値を計測したり、詳しい診察を受けると確実です」

更年期は体だけだけでなく、心にも影響を与えるもの。どんな症状があるのかをきちんと知り、やみくもに恐れないことが大切です。

「婦人科の選び方としては、ホームページなどを確認し、女性医療に理解のある病院や、『更年期外来』があればベター。若い頃にはなかった不調を感じたら、まずは更年期も視野に入れて診断してくれる婦人科に相談をしましょう」

ESSE8月号の特集「この不調、もしかして更年期?」では、更年期についてさらに詳しく吉野先生に伺っています。こちらもぜひチェックを。

【監修/吉野一枝先生】

 

よしの女性診療所院長。産婦人科医。臨床心理士。女性の健康づくりをサポートするため、講演などの活動も積極的に行う。著書に『40歳からの女性のからだと気持ちの不安をなくす本』(永岡書店刊)などがある

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銀座6丁目のヴィトンはもうクリスマスです。

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トラビスジャパンのポスターが渋谷駅にありました。

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顔筋リフトアップの記事がありました。

コロナ禍で外出の機会が減り、運動量が減って少し太ってしまったなんて方も多いのでは? ダイエットするにも、つらい運動や我慢はしたくないですよね。そこで、今回は手指を使って顔を刺激だけですっきり小顔になるトレーニングを教わりました。

顔のたるみ&地滑りが即改善!顔筋リフトアップ

シワやたるみ、むくみなどの老け顔の最大の原因は、「顔の骨のゆがみ」だといいます。顔面地滑りを食い止める朝晩5分のトレーニングを、スペシャリストに教えてもらいました。

 

●"顔面地滑りを食い止めるには

肌がたるんでシワがくっきり、二重あごなのに、まぶたや頬はくぼんで貧相に。まるで雪崩が発生したかのような顔面地滑りを食い止めたいなら「骨のケアが先決」と話すのは宝田先生。

「骨は老化とともに、もろく弱くなりやすいもの。だいたい40歳前後がその境い目ともいえます。同時に顔の筋肉もゆるみ出すため、顔のパーツが下へ下へと向かい、深いシワやたるみが生じてしまうというわけです。予防するためには、顔の筋肉を鍛えて骨の強化を図るのがいちばん。骨も筋肉も確実に老化しますが、使って鍛えれば何歳になってもいい状態を保てます。つまり、どんな人もシュッと引き締まってハリのある小顔になれるんです!」

先生自らをもってその効果を証明する宝田式メソッドは、リラックス効果もあるトレーニングを朝晩各5分行うだけ。使うのは自分の手指のみです。

「たっぷり深呼吸してリラックスしたあと、自分をほめながら行うと、効果てきめんですよ」

まずは顔面地滑り度をチェック

1個でも当てはまったら、すでに地滑りが始まっているのかも

気がつくとうつ向いていて猫背がち

一日じゅうスマホやパソコンを見ている

気がつくとマスクの中で口があいている

イスに座ると脚を開くか組みがち

腰痛に悩まされている

眉間にシワがよっている

いつも顔がむくみがち

ほうれい線がくっきりしている

首回りが老けて見える

肩がこりやすい

夜に15分実践するだけ!顔筋リフトアップトレーニング

今回ご紹介するのは、重力にあらがえず垂れ下がった「夜の顔のリセット術」。骨や筋肉の位置、動作の意味を意識しながら行うと効果アップにつながります。

ウォーミングアップトレーニングの基本は正しい深呼吸から

トレーニング前後は、1分に6回以下の深い呼吸で体内に酸素をたっぷり取り入れ、心身をリラックス。3階の窓を見上げるイメージで視線を上げ、胸をしっかりと開きましょう。

【正しい深呼吸のやり方】

1) 座骨を立てて座りかかとをひざの内側に

2) 舌を上あごにつけて目線を軽く上げる

3) 肺いっぱいに息を吸ってからおなかの空気を出しきるイメージで息を吐く

<夜>昼間に垂れた顔をリセット

1) 人さし指と中指を使い、優しくまぶたを揺らす。

目を閉じ、ピースサインをつくった人さし指と中指の腹を、眼がん窩か(眼球を囲む骨)の上縁に当て、まぶたをそっと左右に揺らす。力は入れすぎないよう注意

2) 人さし指と中指を使い、優しく目の下を揺らす

眼窩(眼球を囲む骨)の下縁に人さし指と中指の腹を当て、左右に軽く揺らす。目元は皮膚が薄いので、(1)(2)ともそっと触れる程度のソフトタッチで

3) 目と目の間をつまみ、顔を上下に引っぱる

片方の手の指先で目と目の間の鼻筋をつまみ、もう片方の手のひらはおでこに密着させる。眉間を伸ばすイメージで、それぞれ矢印の方向(上下)にゆっくり引っぱる。34回繰り返す

4) 小指で頬骨の下を押さえ息を吸って吐き出す

握りこぶしを両頬に当て、小指が鼻の左右の両端に当たるくらいの位置で押さえる。口の中で舌を上あごにつけて鼻から息を吸い込み、「ひー」と声に出しながら吸い込んだ息を吐ききる

5) 頬骨の真ん中を押さえ息を吸って吐き出す

中指と薬指の第二関節が鎖骨の真ん中に当たるくらいの位置で押さえる。口の中で舌を上あごにつけて鼻から息を吸い込み、「ふー」と声を出しながら、吸い込んだ息を吐ききる

6) 耳の手前の筋肉を押さえ息を吸って吐き出す

中指と薬指の第二関節が咬筋(歯を食いしばると動く筋肉)に当たるくらいの位置で押さえる。(4)(5)と同様にして息を吸い込み、「みー」と声に出しながら吸い込んだ息を吐ききる

妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください

 

 

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腰痛対策にヤンキー座りストレッチを

腰痛対策にヤンキー座りストレッチをするといいという記事がありました。

 

「私たちの生活様式から和式トイレが減ったのに反して腰痛が増えてきたように感じています。さらにここ2年近くはコロナ禍で外出控えが進み、座る時間が長くなったという人が増えました。これが腰痛人口をさらに増やしていると私は考えています」

こう話すのは戸田リウマチ科クリニック院長の戸田佳孝先生だ。

日本では腰痛人口が約3,000万人いると考えられており(日本整形外科学会発表)、平成22年の厚生労働省による報告では、男性の自覚症状の1位が腰痛、女性では2位となっている。

日本人の実に約8割が一生のうち一度は経験するといわれる腰痛。まさに国民的症状だ。

「腰痛には椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ギックリ腰など、さまざまな種類がありますが、全体の約8割が『非特異的腰痛症』といって、骨の異常がなく神経症状もない、腰の筋肉のこりが原因とされている腰痛です」(戸田先生・以下同)

脊柱起立筋(背骨に沿って左右についている大きな筋肉)の腰の部分はスジ状になっており、ここに負担がかかると、筋肉がこり、腰痛を引き起こすようになるのだ。

「デスクワークなどで座りっぱなしの姿勢を長時間とっていたりすると、徐々に骨盤まわりの筋肉が硬くなってきます。私たちは前屈姿勢をとるとき、本来なら骨盤が連携して前に傾くことで全身がスムーズに動くのですが、骨盤まわりの筋肉が硬くなると動きに異変が生じ、腰の筋肉に負担がかかります。これが腰痛に発展していくのです」

誰もが毎日続けられる簡単なストレッチとして

ほかにも腰痛の種類はあるのだが、実は腰痛の痛みのメカニズムは、すべての腰痛に共通しているのだとか。

「腰痛の大きな原因は長時間筋肉が固定されることで血管が収縮し、筋肉が緊張することです。これが神経を通じて『痛い』という情報となって脳から脊髄に伝わり、脊髄の交感神経が刺激されて血管が収縮して筋肉が緊張する、という痛みの悪循環ができあがります。つまり、痛みをとるには硬くなった筋肉の血流を促して柔軟性をもたせるといいのです」

そこで戸田先生が着目したのがストレッチだったのだ。ストレッチはこり固まった筋肉の血流を促し、筋肉の動きを柔らかくする。だから腰痛の人ほど頻繁にストレッチをするといい。

とはいえ、臨床の現場を見てきた戸田先生は、ストレッチをすることを面倒がる人が少なくないことも知っているという。そこで誰もが毎日続けられるような簡単なストレッチを考えた。

「ヤンキーがしゃがむ格好は実は腰痛にはよいポーズだったんです。なので、私はこれを『ヤンキー座りストレッチ』と呼んでいます」

【ヤンキー座りストレッチ】

1)足を肩幅ぐらいに開き、膝と股関節を曲げ、お尻を落としてしゃがむ。

2)腰が伸びるように少し前かがみになる。

3)ウエストのくびれのライン上にある背骨から、お尻の割れ目のきわまでを、両手のゲンコツで圧迫しながら上から下に20回こする。

骨盤まわりの筋肉を柔らかくし、こすることで腰の筋肉の血流を促すのだ。

「和式トイレが少なくなっているため、ヤンキー座りができない人も増えていますが、足腰の筋トレにもなるので、つかまりながらでもいいので、やってみましょう」

ヤンキー座りができないのは骨盤まわりの筋肉が硬くなっている証拠。まずはこのポーズをしっかりとるところから練習してみよう。

「ヤンキー座りはあらゆる腰痛に有効ですが、特におすすめなのが腰部脊柱管狭窄症の人です。この姿勢をとることによって神経の管が広がり、即座に痛みが消えてしまうこともあるほど効果的です」

お風呂上がりに取り入れると良質な睡眠の効果が

1日に最低3回は実践してほしいと戸田先生。特に実践してほしいのが寝起き、長時間座った後、そしてお風呂上がりだという。

「腰の筋肉が固まっているときは、急に動かすとギックリ腰になったり、腰に痛みが走ったりと、腰のトラブルが起こりやすいタイミングです。寝起きや長時間座った後に立ちあがるときはヤンキー座りストレッチを取り入れてみましょう。お風呂上がりは良質な睡眠をとるのに効果的です。体が温まって血流が促進されたところにこのストレッチをすると、腰がほぐれて入眠しやすくなります」

腰痛の人は、膝や背中などほかの部位にも痛みが出る傾向があるという。腰痛の再発を予防するためにも、体幹部分の筋肉の緊張をほぐすことは大切だ。

「私たちの体の細胞は、いくつになっても日々生まれ変わっています。全身の皮膚がすべて生まれ変わるのが1カ月程度といわれていますので、筋肉の柔軟性についても同程度の期間を目安にストレッチを継続してみてください」

 

腰痛知らずの日々をおくるためにも、日々のヤンキー座りストレッチを続けよう!

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ホットペッパービューティー口コミランキング1位になりました。

昨日お客様から伺いそんなランキングがあるんだと調べたらヘッドマッサージで1位デコルテマッサージでは1位と2部門で1位でした。

銀座駅周辺ヘッドスパ・ヘッドマッサージサロン 口コミランキングTOP10

口コミランキング
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    GINZA C&D 【ギンザ シー アンド ディー】(銀座)

    口コミ総合平均点

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    【歴20年以上のベテラン施術】根本改善専門店★ドライヘッドスパ×小顔×不眠×リンパマッサージ60分¥4980

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    銀座駅周辺デコルテマッサージサロン 口コミランキングTOP10

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      GINZA C&D 【ギンザ シー アンド ディー】(銀座)

      口コミ総合平均点

      4.93(19件

      【歴20年以上のベテラン施術】根本改善専門店★ドライヘッドスパ×小顔×不眠×リンパマッサージ60分¥4980

      ギンザ シーアンドディー(GINZA C&D)

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キンキキッズのポスターが渋谷駅にありました。

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ダイエット中に気を付ける7つの食事アドバイスの記事がありました。

必要なのは運動、食事制限、そして睡眠

「寝ないとやせると勘違いしている患者さんが多いのですが、睡眠が不足すると食欲増進ホルモン・グレリンが増え、食欲を抑えるホルモン・レプチンが減って太りやすくなります」(工藤さん・以下同)。

 と、話してくれたのは、たった10か月で25kgもののダイエットに成功したという医師の工藤孝文さん。ダイエットの基本は運動・食事・睡眠と心得よう!

1】食物繊維とオリゴ糖で腸内のやせ菌を増やす

「腸内には、便になるはずの残りかすからも過剰に栄養を吸収するデブ菌こと『フィルミクテス門』と、脂肪を蓄えさせない短鎖脂肪酸を作るやせ菌こと『バクテロイデス門』という日和見(ひよりみ)菌が存在します。腸内にこのやせ菌が増えれば、脂肪を蓄えにくくなるので、この菌を増やす食べ物を摂るのがおすすめ。たとえば、野菜やきのこ、海藻などの食物繊維が豊富な食材や、オリゴ糖が豊富なバナナ、玉ねぎ、マグネシウムの多いひじきやごま、乳酸菌を含む食品などです」。

 意識して取り入れよう。

2】脂肪にはつきやすい時間帯、つきにくい時間帯がある

「体内リズムをコントロールする遺伝子BMAL1には、体脂肪が分解されるのを抑える作用があります。22時~深夜2時がBMAL1の活動のピークなので、この時間帯に食べると脂肪が蓄積されやすくなります。おやつや重めの食事はBMAL1の活動が緩やかになる1016時に摂るのがおすすめ」

© 介護ポストセブン 提供 おやつやヘビーな食事は1016時以内に摂ろう

3】食事はお腹が鳴ってから1時間後に摂る

「お腹の鳴る音は消化中のサイン。ですから、鳴ってから1時間後に消化活動が終わります。その頃に食べると、代謝が上がった状態なので太りにくくなります」。

  また、満腹中枢が刺激されるのは食べ始めから1520分後なので、ゆっくり食べれば食べすぎ防止に。

4】ストレス食いはホットドリンクで抑えられる

「ストレスがたまると食欲が増すのは、交感神経が高まり、食事で体の緊張を解こうとするから。このタイミングで食べず、代わりに温かい飲み物を飲むと、副交感神経が優位になってリラックスし、余計な食欲を抑えられます」。

なかでもホットミルクがおすすめ。

5】酢の物&ヨーグルトで食べすぎをリセット

「たくさん食べるときは、血糖値の上昇を緩やかにする乳製品と酢、そして、糖質と脂質の代謝を促すビタミンB群を摂ると調整できます。食前に乳製品を摂り、おかずにピクルスや酢の物、ビタミンB群が豊富なきのこ類(特にまいたけ)を加えるのがおすすめ」

6】脂肪燃焼をサポートする食材を選んで摂るべし

「ダイエット中はやせやすくなる食材を選んで。おすすめは、糖質代謝に効果的なビタミンB1(豚肉、玄米など)、脂肪を燃えやすくするビタミンB2(レバー、納豆など)、脂肪の代謝を促進するナイアシン(鶏ささみ、エリンギなど)」。

 主に昼食に取り入れよう。

7】やせやすくなる「だし」を飲もう

「かつおぶし、緑茶、煮干し、昆布の粉末を合わせた特製だしを1日大さじ1杯、150200ccの湯で溶かして飲むだけで、味覚が薄味に慣れて濃い味を避けるようになります。すると、コレステロール値の改善や中性脂肪撃退に効果的。さらにこのだしは、食物繊維が豊富なので腸内環境を整える働きがあります。また、かつおぶしに含まれるヒスチジンにも中性脂肪の燃焼を促進させる効果があります」。

 作り方は簡単。ミキサーにから煎りした煮干し10g、かつおぶし30g、刻み昆布10g、緑茶5gを入れて粉状に攪拌(かくはん)するだけ。2週間保存できる。

 

 

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内ももの強化が腰痛にいいという記事がありました。

国民の1/4に相当する約2800万人が悩むと言われる腰痛(厚生労働省「2015 国民生活基礎調査」)。特にその内訳は女性よりも男性に自覚症状が多いとも言われています。今回は、現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、国民病とも言える腰痛を改善・予防することにオススメの「内ももストレッチトレーニング」をご紹介します。

腰痛の「内もも」との関係性とは?

 腰に痛みを覚えると気になるのは腰回りの筋肉。また、整形外科などの専門医を受診した際のアドバイスとして「体幹を強くすると良い」と言われがちです。そこで多くの人が「腹筋」をイメージするでしょう。しかし、内ももについている「内転筋」も大きな関係があることをご存知でしょうか。

 内ももの筋肉は大半が骨盤から太ももの内側〜膝下あたりに向かって走っているので、これらの筋肉が硬くなると骨盤の角度に影響をもたらします。姿勢の悪い状態が続くと骨盤の角度に異常が出ます。それが骨盤周りには強い負担となり、腰痛の原因にもなるのです。

「ストレッチトレーニング」ってなんだ?

 筋肉を引き伸ばすリラクゼーションやウォームアップなどのイメージが強い「ストレッチ」と、筋肉に負荷をかけながら縮めて強化する「トレーニング」は一見、相反するものに感じるでしょう。しかし、筋肉によってはこれらを組み合わせるストレッチトレーニングが筋肉の強化につながることがあります。

 筋肉には一つの関節をまたがるように付く「単関節筋」と二つ以上の関節を跨いで付く「多関節筋」があります。リーチの短い単関節筋は強く、速く関節を曲げる際に筋肉がよく働きます。しかし、多関節筋はリーチが長く、筋肉が一度引き伸ばされた際に引っ張られた長いゴムが元の形に戻るかのように収縮して筋肉が働きます。

 そのため、多関節筋を鍛える際にはただ単に筋肉を縮めるのではなく、一度引き伸ばすストレッチ状態を作ることが効果的な鍛え方といえます。

 内転筋の中でも筋肉が硬くなって悪さを起こしやすい「薄筋(はっきん)」は多関節筋です。凝り固まったこの筋肉を正常化させて更に鍛えるためには、筋肉自体をストレッチ&トレーニングをする必要があります。

「内ももストレッチトレーニング」

脚を大きく広げてガニ股状態で立ちます。この時つま先と膝は同じ方向、なるべく外に向けましょう。

背筋をまっすぐにしたままお尻を床にむかって落としていきます。姿勢を変えずに落とすことで内ももが引き伸ばされることがわかるはずです。

膝とお尻がそろう高さを目安に下がったら、今度はお尻を持ち上げての姿勢に戻ります。

10/23セット

左右の内ももを一度伸ばし切ってから縮める運動が「内ももストレッチトレーニング」です。なるべく引き伸ばした状態から一気に収縮させてあげることが狙いですから、エクササイズに慣れてきたら、お尻を持ち上げながら軽くジャンプをして内ももの筋肉の収縮をさらに瞬発的にしてあげるのもいいでしょう。

 

 

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マスク生活で鼻から下が一気に老けたと感じている人が増えているみたいです。

マスク生活も長くなってきたが、慣れた人もいれば早く外したいと願う人も。マスクを巡る悲喜こもごもがありそうだ。

鼻から下が一気に老けた……

「先日、久しぶりに友人に会ったんです。最後に会ったのが去年の初めだからほぼ2年ぶり。お互いにマスクを外して食事をしながら、『こういうのも久々よー』と。そうしたら友人が『私、鼻から下が一気に老けたの』と言うから笑っちゃいました。でも帰宅して鏡を見たら、明らかに私も口角のあたりがだらっとしてるんですよね」

タキコさん(40歳)はマスクをしたままそう言って苦笑する。職場でもマスクは必須だし、子どもの学校へ行っても近所のママ友と少しだけ立ち話をするときも、マスクを外したことはない。長時間、外すのは家の中だけだ。

「あごのあたりもたるみが目立つんですよね。鼻から下の緊張感がないからでしょうね。お化粧もほとんどしなくなったし、口紅なんてまったくつけない。めがねをかけるときもあるんですが、めがねだとアイメイクもしない。メイクを忘れてしまいそうです」

これではいけないと思いつつ、結局、2年がたってしまったと感じている人は少なくないだろう。

「このまま春くらいまでマスクは外さないつもりですが、来年の夏あたり、コロナ禍もかなりおさまったら、人はたぶんみんなマスクを外しますよね。そのときはどうしよう……と考えてしまいます。この状態だったら、私はずっとマスク生活でもいいような気がしてきた。細かな表情を見られることもないし」

若い人たちも似たような感想をもっている。

「人の表情がいつも怖いと思っていたので、私はこのマスクの世界が気に入っています。自分の表情も隠せるので、前ほど対人恐怖が強くなくなったし、あまり顔を見ないで話しても失礼にならないような気がして、今のほうが気が楽です」(27歳・男性)

マスクは、さまざまな影響を人間関係にもたらしているのかもしれない。

マスク生活で誰が誰だかわからない状態に

一方、マスクをしていることで人間関係が希薄になった気がするというのは、サエさん(45歳)だ。コロナ禍でソーシャルディスタンスをとっていることもあいまって、「物理的な距離もある上にマスクで表情がわからない。つい当たり障りのないことを言ってその場から去ることが多い」と嘆く。

「仲良しだったママ友たちとは、しょっちゅうお茶を飲んだりカラオケに行ったりしていたんですが、それもできなくなった。LINEグループを作ったものの、文字のやりとりだけじゃ寂しい」

知り合いになった別のママ友数名をLINEグループに招待したが、実際に会ったときには誰が誰だかわからなかったという。

「初対面じゃないんですよ。だけど最初からずっとマスクをつけたまま会っているから、マスクなしだとどういう顔をしていてどういう表情をする人なのかが、いつまでたってもわからない。これでは親しくなりようがないなと思います」

その中に、不織布マスクと布、常に二重マスクをしているママ友もいて、周囲からは「よっぽど神経質な人なのでは」と噂が駆けめぐった。

だが実際に会ってみると、「神経質な人なのではなく、コロナに対して注意深いだけだとわかった。それ以外のことにはけっこう大雑把で明るい人だった」というから、人となりへの誤解も生まれそうだ。

「久しぶりに友人4人で食事をしたとき、写真を撮ろうということになったんですが、その店が感染対策バッチリで4人の間に完璧なアクリル板があった。それを押しのけてまで写真を撮るのも変なので、外で撮ろうと。

ところが外に出た瞬間、みんなマスクをつけて(笑)。結局、マスクありの写真撮影になりました。今はこれが通常ということなんでしょうね」

いつかマスクを外して親しい人と近い距離で話せるようになればいいなとサエさんは言う。だが、マスクをしたまま適正な距離を保って人と接したいという人もいるだろう。

逆にマスク生活になったからこそ、自分が好む人との距離感がわかったと話してくれた人もいる。マスク1枚で、いろいろなことを考えさせられてきたこの2年間だと、多くの人が改めて考えているようだ。

 

 

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腰痛と内ももの関係について

国民の1/4に相当する約2800万人が悩むと言われる腰痛(厚生労働省「2015 国民生活基礎調査」)。特にその内訳は女性よりも男性に自覚症状が多いとも言われています。今回は、現役パーソナルトレーナーで柔道整復師の私(ヒラガコージ)が、国民病とも言える腰痛を改善・予防することにオススメの「内ももストレッチトレーニング」をご紹介します。

腰痛の「内もも」との関係

 腰に痛みを覚えると気になるのは腰回りの筋肉。また、整形外科などの専門医を受診した際のアドバイスとして「体幹を強くすると良い」と言われがちです。そこで多くの人が「腹筋」をイメージするでしょう。しかし、内ももについている「内転筋」も大きな関係があることをご存知でしょうか。

 内ももの筋肉は大半が骨盤から太ももの内側〜膝下あたりに向かって走っているので、これらの筋肉が硬くなると骨盤の角度に影響をもたらします。姿勢の悪い状態が続くと骨盤の角度に異常が出ます。それが骨盤周りには強い負担となり、腰痛の原因にもなるのです。

「ストレッチトレーニング」ってなんだ?

 筋肉を引き伸ばすリラクゼーションやウォームアップなどのイメージが強い「ストレッチ」と、筋肉に負荷をかけながら縮めて強化する「トレーニング」は一見、相反するものに感じるでしょう。しかし、筋肉によってはこれらを組み合わせるストレッチトレーニングが筋肉の強化につながることがあります。

 筋肉には一つの関節をまたがるように付く「単関節筋」と二つ以上の関節を跨いで付く「多関節筋」があります。リーチの短い単関節筋は強く、速く関節を曲げる際に筋肉がよく働きます。しかし、多関節筋はリーチが長く、筋肉が一度引き伸ばされた際に引っ張られた長いゴムが元の形に戻るかのように収縮して筋肉が働きます。

 そのため、多関節筋を鍛える際にはただ単に筋肉を縮めるのではなく、一度引き伸ばすストレッチ状態を作ることが効果的な鍛え方といえます。

 内転筋の中でも筋肉が硬くなって悪さを起こしやすい「薄筋(はっきん)」は多関節筋です。凝り固まったこの筋肉を正常化させて更に鍛えるためには、筋肉自体をストレッチ&トレーニングをする必要があります。

「内ももストレッチトレーニング」

脚を大きく広げてガニ股状態で立ちます。この時つま先と膝は同じ方向、なるべく外に向けましょう。

背筋をまっすぐにしたままお尻を床にむかって落としていきます。姿勢を変えずに落とすことで内ももが引き伸ばされることがわかるはずです。

膝とお尻がそろう高さを目安に下がったら、今度はお尻を持ち上げての姿勢に戻ります。

10/23セット

 左右の内ももを一度伸ばし切ってから縮める運動が「内ももストレッチトレーニング」です。なるべく引き伸ばした状態から一気に収縮させてあげることが狙いですから、エクササイズに慣れてきたら、お尻を持ち上げながら軽くジャンプをして内ももの筋肉の収縮をさらに瞬発的にしてあげるのもいいでしょう。

 

 

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ストレス対策のアドバイスの記事がありました。

コロナ禍や自粛生活などの「環境の変化」により、多くの人が将来への不安を抱え、「大きなストレス」を感じている。ストレスを溜め込みすぎると、体調を崩したり、うつなどのメンタル疾患に陥ってしまう。

そんな中、このコロナ禍に22万部を突破したベストセラー『ストレスフリー超大全』では、著者の精神科医・樺沢紫苑氏は、ストレスフリーに生きる方法を「科学的なファクト」と「今すぐできるToDo」で紹介している。「アドバイスを聞いてラクになった!」「今すべきことがわかった!」と、YouTubeでも大反響を集める樺沢氏。そのストレスフリーの本質に迫る。

「本音」は親しい人だけにしよう

 本音は言ったほうがいいのか、それとも本音を言わずに我慢したほうがいいのか。それについての考え方を紹介しましょう。

 本音とは、その人の「本心」です。本心は口に出さない限り、自分以外は誰も知り得ない内容です。ですから、「本音を話す」というのは、「最も深い自己開示をする」ということに相当します。

 関係性の浅い人に本音を話しても、否定されたり、拒絶されたりするのは当然です。それは、信頼関係のステップを飛ばしているからです。関係性の浅い人は、「あなたの本音なんか聞きたくない」というのが相手側の本音です

「思い切って本音を言ったら、険悪な雰囲気になった」「本音を言ったら、受け止めてもらえず傷ついた」という人は、そもそも本音を打ち明ける相手やタイミングを間違っています。

対人関係の三重円とは?

「対人関係療法」において、「対人関係の三重円」という考え方があります。

 3つの円を的のように描きます。

 円の一番内側は、「重要な他者」です。家族や恋人、親友など、あなたにとってかけがえのない存在の人です。

 二番目の円は、友人や親戚など、日常生活で大切な人たちが入ります。

 さらにその外側の三番目の円に、職業上の人間関係が入ります。

 多くの人は、最も外側の人とも親密な人間関係を築こうとしてしまい、多くの精神的エネルギーを浪費し、精神的に疲れ果ててしまいます。ときにはうつ病に陥ることもあるでしょう。

 三番目の人間関係は、ボチボチでよいのです。あなたの「本音」「本心」をわざわざ話す必要などありません。本音を話すことで、逆に誤解をされたり、傷ついたり、傷つけたりする問題が生じてしまうのです。

職場での本音は「迷惑」である

 あなたは、職場のAさん(たまに雑談する程度の関係)から、「ちょっと相談がある」と呼び出されたとしましょう。

 Aさんは、「母親が認知症になり、その介護でものすごくたいへんな話」を、あなたに2時間も延々と話し続けました。あなたは、どう思いますか。

「私に相談してくれて本当に嬉しい」と思いますか。絶対に思わないでしょう。「なんで、そんなに親しくもないAさんの重たい話を2時間も聞かなきゃいけないのだろう……」と思うはずです。

 親しくもない人に、本音で相談されても相手は「迷惑」です。「聞きたくもないあなたの本音」を聞かされる相手の気持ちも考えるべきです。

「親密度」がズレた相手に本音を話すべきではありません。

「対人関係の三重円」に照らし合わせて、それに応じた話題を選ぶようにしましょう。中心にいる「真に親しい人」「重要な他者」にのみ、本音を打ち明けるべきなのです。

 職場の人間関係に疲れる人は、一番目の「重要な他者」と三番目の「職場の人間関係」を混同しているのです。だから、疲れ果てる。もっとドライに付き合うようにしてみましょう。

 

 

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スマホタブレットなどの目に悪いわけと対処法

スマートフォン(以下、スマホ)を長時間連続して見ていると、目が疲れて見えづらくなりますよね。とはいえ、いまや多くの連絡事項をスマホで行う時代、スマホを使わないわけにはいきません。いかに目に負担をかけないでスマホと付き合うか、折り合いをつけたいところです。著書『眼科医だけが知っている 一生視力を失わない50の習慣』(SB新書)で目を大切にする習慣、簡単なトレーニングなどについて解説している眼科医・平松類さんに、教えてもらいました。

スマホから出る光が目に負担! 長時間、近距離で見るのはNG

まず、なぜスマホが目にダメージを与えるのか、その理由を理解しておきましょう。

「理由は主に2つ。光と、見る時間の長さです。私たちは、太陽や部屋の照明のように光を発するものを直接目で見る機会は少ないですよね。ところがスマホの画面は、タブレットやパソコンと同様、ブルーライトと呼ばれる非常に強い光を発しているにもかかわらず、直接見ています。もちろん、目は一定の光量に耐えられるように作られているわけですが、光の刺激が過剰になるとダメージを受けるのです。

中でもスマホはテレビやパソコンなどと違い、顔から30cm以内の近距離で見る人も多いでしょう。それも、通勤中や夜寝る前などについダラダラと見てしまうと、結果的に長時間、光の刺激に目をさらしていることになります」(平松さん・以下同)

© 8760 by postseven 提供 寝る前の読書はスマホではなく電子書籍専用端末か紙の本にしよう(PhphotoAC

寝床で読書をするならスマホではなく電子書籍専用端末か紙の本を

さらに、就寝時など暗闇の中でスマホを見ると、こんな弊害も。

「暗いところでは、目の瞳孔が開きます。私たちは目に光を取り入れることでものを見ています。暗いところで瞳孔を開くのは、ものを見るためにできるだけ多くの光を取り入れようとしているから。そこで、光の中でも特に強いブルーライトに照らされたら、日中明るい場所でスマホを見る時よりはるかに大量の光が目に入ることになり、ひどいダメージを受けるのです。

また、入眠ホルモンであるメラトニンが分泌されるにはが必要です。にもかかわらず、スマホの強い光の刺激が入ると、メラトニンが十分に分泌されず、寝つきが悪くなり、睡眠の質が低下。それにより、本来は睡眠中に癒されるはずの目の疲れを翌日に持ち越すことになります」

© 8760 by postseven 提供 電子書籍専用のデバイスと、スマホの発光は同じではない(PhphotoAC

電子書籍用デバイスとスマホの発光の違い

もし寝床でスマホを使って本を読んでいる場合、紙の書籍に切り替えるか、それが難しければ、「Kindl Paperwhite」などの専用デバイスを使うといいそうです。

「電子書籍専用のデバイスと、スマホとでは、発光している方向が全く違います。スマホやタブレットは見る人に向かって発光しているのに対し、電子書籍専用デバイスは、夜に紙の書籍を見ている時と同様に、表示されている文字に向かって発光しています。光を直視していませんから、スマホに比べて、目の負担は軽減されます」

画面の明るさを下げて正しい姿勢でスマホを見る

他にも、一工夫するだけで目の負担は大きく変わります。1つは、スマホの画面の明るさを調整すること。

「初期設定で明るさが最大になっている可能性もあるので、中レベル、あるいは中レベルを少し下回る明るさに直すとよいでしょう。中には、夜になると自動的に画面が暗くなったり、ブルーライトを抑えたりするように設定できる機種もあります」

そのうえで、目から30cm以上は距離を置き、離れてみるようにしましょう。見えづらい人は、機会があれば今より大きい画面のスマホを選ぶといいでしょう。

寝そべった状態で見ると目の負担に

スマホを見る角度も大事。寝そべった状態になると自然と上目遣いになりやすいのですが、これも目の負担になります。

© 8760 by postseven 提供 長時間スマホを見る場合は60分以内としよう(PhphotoAC

「上目遣いでものを見ると、下目遣いで見た時の2倍ほど目を大きく見開くことになります。端的に言えば、上目遣いは下目遣いの2倍、目が乾きやすいということです」

時間も意識しましょう。スマホで映画などの動画を見ている人は、連続してスマホを見る場合、「60分位内」にすることです。

「長編映画を2時間、3時間見る人は、60分ほど経ったら一度スマホから目を離して遠くを見るなどして、目を休ませましょう」

以上の注意事項は、タブレットやパソコンのヘビーユーザーにも言えること。強力な光のダメージから目を守るには、必要以上にダラダラとデジタル機器を見ない。特に、ベッドに入ったらスマホは見ないと決める。これが今日からできる最大の予防策です。

 

 

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なにわ男子のポスターが渋谷駅にありました。

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日比谷公園のネモフィラとチューリップ

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NCT DREAMのポスターが渋谷駅にありました。

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スノーマンのポスターが渋谷駅にありました。

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日比谷公園のさくら

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スキヤバシ公園の桜です。

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背中が硬いと老けて見える7つの理由

背中が硬いと老けて見える7つの理由という記事がありました。

 女性がきれいになるためには「姿勢」がいちばん大切、そして、その要が「背中」だとパーソナルトレーナーの玉置達彦さんは力説する。

「やせたい、美しくなりたいと思うと、自分の目ですぐに確認できる“ぽっこりお腹”や“くびれ”など、気になる部分のみを鍛えがちですが、本当にきれいなプロポーションを求めたいなら、背中を鍛えて正しい姿勢作りを心がけた方が近道です」(玉置さん)

 背中の筋肉は、ものを引っ張ったり、腕を後ろに動かすときに使われるが、日常生活では手を前に出して行う動作が多いため、意識して使わないでいるとどんどん衰え、背中の老化が進むという。

 また、パソコンやスマホと向き合う時間が長いほど、猫背になって首が前に出てしまい、その姿勢のまま背中の筋肉が硬くなってしまう。こうした状態が続くと悪い姿勢が定着してしまい、歩く姿を後ろから見ると、実年齢よりも10才以上老けて見えることがある。

 実際のところ、背中が硬くなると…

【1】猫背になり、老けて見える

【2】フェイスラインがあいまいになり、たるむ

【3】肩まわりの動きや血流が悪くなり、二の腕が太くなる

【4】胸の筋肉が縮こまり、バストが垂れる

【5】わきに“ハミ肉”がつく

【6】お腹の表面の筋肉が縮み、インナーマッスルがゆるんで、お腹ぽっこり、くびれなし

【7】お尻が垂れる

 といった具合に、硬い背中が“老け見え”をどんどん加速させるのだ。

横から見ると…© 介護ポストセブン 提供 横から見ると…

 理学療法士でストレッチ系YouTuberのオガトレさんによると「腰痛や肩こりに悩む人の背中は、本人が意識している以上に硬く、ガチガチに固まっている場合が多い」と言う。

「背中を意識してストレッチ&筋トレをすれば、2週間ほどで上半身の動きがスムーズになり、やわらかくなったと実感できるはずです。肩や首こり、腰痛などの悩みも軽減すると思います」(オガトレさん)

 背中の筋肉は大きいため、やわらかくほぐれれば全身の血流が促進されて、代謝がアップし、ダイエット効果も期待できるという。また、背中の筋肉は首を支えているので、鍛えることで首が正しい位置に整い、すっきり小顔になる。わきのハミ肉やぽっこりお腹も正しい位置に整えば、くびれの出現も夢ではない。さぁ、若見えを目指し、背中筋ケアを始めよう!

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寝不足・スマホのブルーライトがほうれい背を深くします。

スマホに映った自分のシワに驚くことも

「寝る前のながらスマホが、ほうれい線を深くする原因のひとつです」。皮膚科専門医の土屋佳奈先生によると、ほうれい線を目立たせないためには、紫外線・ブルーライト対策と規則正しい睡眠が大切とのこと。なぜ、これらの生活習慣がほうれい線の進行に関係するのでしょうか。

PCやスマホのブルーライトでもダメージを受けている

意外に知られていませんが、パソコンやスマホから発せられるブルーライトは肌の深部に影響を与えます。土屋先生は、在宅ワークでパソコン作業したり、スマホを楽しむ人に警鐘を鳴らします。

 

「ブルーライトは肌の奥にある真皮まで入っていき、ハリや弾力を支えるたんぱく質『コラーゲン』や『エラスチン』を傷つけ、肌をたるませます。このたるみが、ほうれい線の原因になるのです。ブルーライトを長時間浴び続けると、たるみが加速して、ほうれい線も深く濃くなっていきますよ」

 

年齢とともに、ほうれい線が深く濃くなるのはしかたないこととあきらめてしまいそうですが、土屋先生によれば対策もあるそうです。

 

「これを抑えるには、パソコンやスマホの画面にブルーライトカットのシートを貼るのをおすすめします。また、ブルーライトに効果のある日焼け止めを塗るとさらに良いでしょう」

 

もちろん、紫外線対策として日焼け止めを入念に塗るのもも大切です。屋外では日焼け止めをこまめに塗っていても、屋内では不要と思って塗らないことも多いですよね。しかし、「目に見えていないだけで、紫外線ダメージを受けています」と土屋先生は話します。

 

「太陽から出る紫外線は、波長が長いUVAと短いUVB2つ。特に、UVAは窓ガラスを通って肌に到達するため、無意識のうちに屋内で紫外線ダメージを受ける可能性があります。日焼け止めは、屋内にいてもこまめに塗りましょう。紫外線のダメージは、肌の奥にある厚い層(真皮)に影響し、コラーゲンとエラスチンがやせ細ってしまいます」

睡眠不足だとコラーゲンやエラスチンが増えなくなる!

肌にいい毎日の行動習慣

ほうれい線を増やさないための習慣

土屋先生曰く、睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌のターンオーバーを整えてくれるそうです。40代以降はターンオーバー周期が20代の頃の約2倍かかるようになり乱れていくと言われています。

 

ターンオーバーの周期が乱れると、新しい細胞が作られなくなるため、「コラーゲン」と「エラスチン」が増えにくくなります。

 

「深夜0時前までにはベッドに入りましょう。初めの23時間でぐっすり眠れると成長ホルモンが最も分泌されるため、しっかり入眠準備を。特に、寝る前はスマホを見るのはNG。スマホのブルーライトが脳を刺激して目を覚ましてしまうので要注意です。56時間以上眠れれば、ターンオーバーが促進されますよ」

 

また、「コラーゲン」や「エラスチン」は加齢によって減少するため、年をとるにつれてほうれい線は深く濃くなっていくと言われています。

 

「閉経が近づく40代から、女性ホルモン『エストロゲン』が減り、たんぱく質を作る能力が低下するため、『コラーゲン』と『エラスチン』が増えにくくなくなります」

 

仕事や家事、育児などに追われているとなかなか難しいかもしれませんが、できる範囲で快適な環境や睡眠をとりましょう。

 

 

パソコンやスマホのブルーライトが肌へのダメージとなっていた話には驚きましたね。仕事中ずっとパソコンを見たり、スマホをずっと眺めたり。やってしまいがちですが、その積み重ねがほうれい線を深くします。連日の寝不足もほうれい線を目立ちやすくするため、できるだけ睡眠には気を配りましょう。

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睡眠の大切さのの記事がありました。

睡眠は、私たちにとって非常につかみどころがないテーマですが、生産的で健康的な1日を過ごすためには不可欠です。専門家は178時間の睡眠を推奨していますが、それには理由があります!

睡眠は心臓の強化につながります。寝不足になると、ストレスホルモンであるコルチゾールが体内で分泌され、心臓の働きが10倍になります。

また、睡眠は免疫力を高めます。枕に頭をのせている間、免疫細胞とタンパク質は休息します。そして、風邪やインフルエンザを撃退するための準備を整えることができます。さらに、米国睡眠医学アカデミーは、適切な睡眠によってワクチンの効果が高まると報告しています。

睡眠の重要性がわかったところで、睡眠不足を解消するにはどうすればよいのでしょうか?

1.スヌーズボタンを押してはいけない。UCSD Sleep Medicine Center(カリフォルニア大学サンディエゴ校 睡眠医療センター)の専門家によると、これは適切な回復のためには最も良くないことの1つだそうです。どれだけ寝たかに関わらず、日常生活を変えるべきではありません。起床時間を一定にすることは、健康なサーカディアンリズム(24時間周期で起こる肉体的、精神的、行動的な変化)に不可欠です。

2.大量のカフェイン摂取で状況を解決しようとしない。コーヒーを飲むことが日課になっている人は、ぜひ楽しんで下さい。しかし、カフェインを大量に摂取すると、頭痛や吐き気を催すだけでなく、翌日の睡眠サイクルが乱れてしまいます。

3.必要なら昼寝をしよう。睡眠医学博士号を持つ専門家、ソニア・アンコリイスラエルさんの記事によると、午後の半ば頃に25分間の仮眠を取ることは大丈夫だそうです。これは、何時間も寝落ちしてしまわない場合に限ります。アラームをセットして、時間が来たらパワーナップ(昼寝)を短く切り上げましょう。そうしないと、その日の残りの時間はグロッキーな感じになってしまいます。

4.外に出よう。自然光を浴びると、体内時計の働きで、疲れの原因となるメラトニンの分泌が抑えられます。また、太陽の光を浴びると、気分を良くするホルモンであるセロトニンの分泌が促されます。午後の太陽の下でちょっとした散歩をすると、気持ちが少し落ち着くはずです。

 

ベッドに入るときには、電子機器の電源を切り、夜食を控え、静かに瞑想することをお勧めします。よく眠れますように、おやすみなさい!

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腰痛についての記事がありました。

「たかが腰痛」その油断が命取りになる

腰痛に悩まされている日本人は2800万人に上ると推定されています。これは4人に1人が何らかの腰痛の症状を持っていることになります。腰痛人口は他の病気やケガよりも多く、まさに国民的な症状だと言えます。

最新の厚生労働省『国民生活基礎調査』(2019年版)によると、病気やけがの自覚症状を持つ人のうち、腰痛を訴える人が男性は1位、女性は肩こりに次いで2位となりました。一方の通院率は男性では6位、女性では5位という結果になりました。このデータからも、日本人の多くが腰痛に悩まされている実態が分かります。

腰痛と言えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(きょうさく)などが知られています。ところが、そのようなケースは実は少ないのです。原因が特定できる「特異的腰痛」は15%。残りの85%は「非特異的腰痛」と呼ばれる原因不明の腰痛です。医師にも原因が分からないのです。

本稿は、意外と知られていない腰痛を取り上げます。最初は「絶対に放置してはいけない腰痛」がテーマです。腰痛の原因は腰ではなく、実はがんや大動脈瘤などの命に関わる病気がかくれている恐れがあります。

「急性の腰痛」と「慢性の腰痛」

腰痛は、2種類あることをご存じでしょうか。眠れないほどの痛みがある「急性の腰痛」と、長引く「慢性の腰痛」です。

絶対に放置してはいけない腰痛は「急性の腰痛」です。大きく2つあります。1つはがんや大動脈瘤などの原因がある「二次性の腰痛」。これは命の危険も伴いますから、痛みが強かったら、直ちに医者に行き精査・治療をしてください。

もう1つは、ごくたまに起こるギックリ腰で「急性一過性」と呼ばれます。普段は腰の痛みなど気にしなくても大きな問題にならないことが多いですが、このギックリ腰だけは初期対応をしっかりすることが肝要です。その意味で、放置せずすぐに医者に診てもらうことが大切になります。

長引く慢性の腰痛も大きく2つのタイプがあります。1つはいつも何となく腰痛がある人のギックリ腰で「慢性腰痛の一過性増悪」と呼ばれます。急性、慢性合わせてギックリ腰への対処は極めて重要です。

もう1つは、いわゆる「慢性腰痛」で原因は複雑で多くの人が苦しんでいます。「急性痛と慢性痛の違い」は(図表1)をご覧ください。本稿では命に関わる急性の腰痛とギックリ腰について解説します。

急性腰痛の原因は分かりやすいです。主な原因は、骨折などのケガや病気、身体が傷ついたり腫れたりすることです。痛みは身体に対する警告システムです。何かがおかしいと知らせ、身体に有害なことが起こらないようにするのです。

CT検査などで診断することが有用です。手術などの治療で傷や腫れが治るとともに痛みも消えてゆきます。薬物治療が顕著に効くことも特徴です。

急性腰痛は命の危機を知らせるアラーム

「寝ていても目が覚める」ほどの痛みが急性の腰痛です。安静にしていられないというのは極めて危ない状態です。痛みで七転八倒するというのは、痛みに耐えかねて、楽な姿勢を探しているからです。慢性の腰痛のほとんどは寝ているときには痛みません。痛くて目が覚めるのではなく、目が覚めた時に痛むのが慢性の腰痛です。

もしも熟睡しているときに足の裏に画びょうを突き刺したら、飛び起きますよね。急性の腰痛はそれ以上の痛みで、全身麻酔などをかけないと眠れないような強い痛みです。

一方、慢性の腰痛では、痛みの刺激自体は画鋲(びょう)の針1本分もないことが多く、ごく少量の睡眠薬で痛みを忘れ、眠れます。そのような小さな刺激でも慢性腰痛の方々が苦しむのは、大げさに反応したり、我慢が足りなかったり、ということでは決してありません。痛みの刺激自体がそれほどではなくとも、脳が痛みを増幅し意識を集中させるためです。

急性の腰痛は何らかのインパクトがあって始まります。椎体(ついたい)骨折でなければ悪性腫瘍(がん)、大動脈瘤、骨粗しょう症などが疑われます。一刻の猶予もありません。

すい臓がんや腎臓がんは、これらの臓器が背中に近いところにあるため背中に痛みが出ます。胃がんや肝臓がんではお腹に痛みが出ます。大動脈解離、大動脈瘤などの大動脈系の病気は、大動脈が脊椎のそばに位置するため初期症状が胸背部や腰背部の痛みとなって現れます。

これらはすぐに医者に行き精密検査をして原因を突き止めて、必要な治療をすべきサインです。

薬で痛みをごまかしてはいけない

腰椎(ようつい)がやられると、腰だけではなく下半身全体、広範囲に神経症状が出ます。足の力が弱くなったり、足がしびれたり、膝が崩れたり、ひんぱんに足のつま先がテーブルの脚にぶつかったり、つまずいたり、尿漏れなどの膀胱・直腸障害といった神経所見があることも、腰痛に何か危険な原因があるというサインになります。

特に40歳以上になって、急に背中やお腹が痛くなった、ダイエットをしているわけでもないのに急に体重が減った、疲れやすくなった、微熱が続くなど、今までになかったことが起こる、これは臓器の異常のサインです。

厄介なことに、すい臓がんや腎臓がんは痛みそのものが出にくいケースもありますので、なおさら体重の減少を見逃してはいけません。腰痛が始まったのと前後して急に体重が減った時は、問答無用、待ったなしで医者に行って画像診断を含む精密検査を受けましょう。

いつもの筋肉痛だから「そのうち治るだろう」と放置したり、「数時間は効くから少しはラク」と言って、ドラッグストアで買った痛み止めの薬でごまかしたりなど、素人判断は禁物です。

痛み止めは、原因のある臓器の異常に効く場合があります。だからといって痛み止めの長期に及ぶ多用は、危険な症状の早期発見を阻害します。

手遅れを招かないためにもその場しのぎを続けてはいけません。ましてやマッサージや自己流ストレッチなどで痛みを和らげるレベルを超えていると見るべきでしょう。

北原式 すぐに医者に行くべき急性の腰痛を見極める6つのポイント

1.眠れないほど腰や背中が痛む。

2.やたらつまずく(下半身の神経所見がある)。

3.急に体重が減った。

4.とても疲れやすくなった。

5.今までになかった痛みである。

6.痛み止めが有効で、多用するとしばらくは耐えられる。

すい臓がんで命を落としたある50代女性のケース

ある50代女性の症例を紹介します。初診の時、女性は「明け方にみぞおちの奥から背中に突き抜けるような痛みにうなされて目が覚める」「体重が少し減少している」とおっしゃいました。

明らかにすい臓がんの痛みの特徴で、「これはまずい」と思い、すぐに大きな病院でのMRI撮影をお勧めしました。すると末期のすい臓がんが判明し、もはや手遅れで、3カ月後に亡くなりました。

女性は「痛みで目が覚める」「体重減少」という危険な、特徴的な2つのサインを2年間放置していたそうです。近隣クリニックでの毎年の血液検査とレントゲンで異常がなかったためでした。しかし、すい臓がんは血液検査とレントゲンではわからない腫瘍なのです。本当に残念な自己判断でした。

悪いことは重なります。女性はもともと腰痛持ちで、「痛みで目が覚める」というアラームも、これまでの腰痛の延長の症状と思ってしまいました。「体重減少」というアラームも、やせ型でしたので気にしませんでした。

さらに悪いことに、痛み止めで何とかしのいでいました。ロキソプロフェンを16錠飲み続けたのです(筆者註:13錠以上の服用は危険です)。飲むと34時間は楽になり、ごまかしながら日々を過ごしていらっしゃったのです。

一時しのぎであればまだしも、長く続けると真の原因がごまかされてしまいます。悪性腫瘍を疑うには遠回りする条件がそろってしまっていました。薬の副作用として胃粘膜の糜爛(びらん)(=ただれること)も起っていました。

早めにキャッチして画像診断、早期発見、早期治療していれば、もう少し長く生きられたのではないか、夫婦の念願であった「日本一周ドライブ」の夢もかなったはずだ――60代の夫は無念そうに涙を流していたことを今でも忘れられません。患者の医療リテラシーとともに、かかりつけ医の総合診療能力の向上も1つの課題と感じさせられました。

発見が難しく遅れることが多いすい臓がんですが、早期発見、早期治療ができていればもう少し長く生きられたかもしれません。長く天寿を全うするためには、死に至る腰痛のサインには即時対処する大切さが浮き彫りになります。

ギックリ腰は48時間だけ絶対安静

絶対に放置してはいけない腰痛。二つ目はギックリ腰です。

ギックリ腰が起ったら、2448時間は徹底的に安静、ひたすらに寝ましょう。温めないほうが良いので、シャワーのみにして、風呂も控えましょう。トイレ以外はじっとしているのです。捻挫したら冷やして安静にしますよね。それと同じです。

こじらせるよりは仕事も休んだほうがいいでしょう。痛みがこじれてその後の仕事や生活の大いなる負債(=厄介な慢性腰痛)を抱え込むよりは、たったの2日間です。休んでください。眠れなかったら軽い睡眠薬を飲んでもいいでしょう。

「痛みが残っているのに48時間でいいの?」と疑問に思うかもしれません。現在は、さまざまな臨床研究で「ギックリ腰の急性期を過ぎたら、じっと横になって寝ているよりも、体を動かしたほうが、むしろ痛みを感じなくなる」「安静にしてるより、外に出て人と接し、情報に触れるほど、痛みを感じにくくなる」ことがわかってきました。

しかし、多くの医者は、「痛いうちは炎症が治まっていないから、痛みが治まるまでじっとしているように」という誤った指導を続けています。

以前、ある会合で田村憲久(たむらのりひさ)元厚生労働大臣に、「ギックリ腰は最初の48時間は安静にしますが、そのあとは痛くてもゆっくりと動かしたほうが早く回復するというのが、今や世界の常識です」とお伝えしたところ、「そんな大切なことを大臣時代に誰も教えてくれなかった!」と大きな声を出して驚いていました。

慢性痛対策議員連盟の野田聖子会長も隣席していましたが、「私も知りませんでした」とおっしゃっていました。厚生労働関連のトップの方々でも知らないのですから、いわんや一般の人たちに正しい情報が伝わるはずもありません。いまだに誤解が続いているのが今の日本の痛み治療の現状です。

ごくたまに起こる「急性一過性」のギックリ腰も、いつも何となく腰痛がある人の「慢性腰痛の一過性増悪」のギックリ腰も、どちらもギックリ腰への対処は極めて重要です。複雑にこじれた慢性の腰痛への道を水際で食い止めたいからです。長すぎる安静時間はNGです。

ギックリ腰からの回復と予防のためには

絶対安静の後は、少しずつ激痛が走らない程度にストレッチを始めます。ギックリ腰には「マッケンジー体操」が効果的です。腹ばいになって腕を伸ばし上体を反らすストレッチで、「現代人は椅子に座っているが多く、前屈の姿勢によって腰を痛めている」ので、「後屈の姿勢をとるストレッチで、固まった筋肉を柔らかくする」ものです。

寝る時の姿勢は、仰向けではなく横向きで、軽く足を曲げてエビのように丸まって寝るのが腰への負担が少ないと言われています。

どんな人がギックリ腰になりやすいか、それは今でも解明されていません。朝、あわただしくシャワーを浴びているとき、立ったままギックリ腰になり動けなくなった事例もよくあります。

運動の有無や体型、筋肉量、性別さまざまな人がなりますが、高齢者よりも働き盛りの年齢が多い傾向があります。また再発するとクセになりやすい傾向もあり、1回目の発症で徹底的に治すことが大切です。経験上、何事も慌てないこともお勧めします。

ギックリ腰の予防にはオーストラリアで始まった「ノーリフト運動」も効果的です。重いものを持たないように気をつけて、腰痛の発生を防ぐことを推奨しています。

人間は移動できればいいという考えもありますが、自分の筋肉を増やすことは長い人生、ギックリ腰予防だけではなくいろいろな意味で大切です。ただ、今は筋力アップをさせる器具も販売されていますが、筋肉がアンバランスになってしまうので頼りすぎには注意が必要だと思います。

次回は、腰痛編第2回、長引く慢性の腰痛の真の原因について解説します。

(詳しく知りたい方はこちら)

・慢性痛に関する医療者(患者・家族)向けYouTubeチャンネル「慢性の痛み講座 北原先生の痛み塾」(毎週水曜日に更新)

29回:慢性痛と検査

MRIから腰部脊柱管狭窄症を指摘され、それが腰痛の原因だ、と説明される患者さんがいます。慢性痛における画像診断の位置づけについてお話ししています。

57回:慢性痛講座 神経痛概論

58回:神経痛概論 神経痛の診断基準ほか

59回: 神経痛各論 坐骨神経痛ほか

*腰痛の原因として、坐骨神経痛や腰部脊柱管狭窄症という病名をつけられる人が結構います。そのような、「神経痛」の診断がしっかり行われていないことについて、指摘しています。

・慢性痛についての総合的情報サイト「&慢性痛 知っておきたい慢性痛のホント

*私が一般の方向けに総合監修しています。動画「あるペインの少女クララ」は必見です。

(注1)本稿での解説は、世界最高峰の痛みの研究組織、米国ワシントン州立ワシントン大学集学的痛み治療センターでの5年間の留学時代に習得し、日本帰国後に臨床に応用し多くの症例を積み重ねたうえで多少改変した、痛みの専門医として有効性が高いと感じる個人的見解、私論であります。意見には個人差がありますので、あくまでも主治医の先生と相談のうえ、どの治療を選択するかは自己責任としてくださいますよう、お願い申し上げます。

(注2)私の在籍する横浜市立大学附属市民総合医療センター ペインクリニック内科では、現在、神奈川県内の患者さんのみ受け付けています。全国各地からのお問い合わせは「慢性の痛み政策ホームページ」の全国の集学的痛みセンターの一覧をご参照ください

(注3)厚生労働省「からだの痛み相談支援事業」の電話相談窓口はこちらです

---------- 北原 雅樹(きたはら・まさき) 横浜市立大学附属市民総合医療センターペインクリニック内科診療教授 1987年東京大学医学部卒業。19911996年、米国ワシントン州立ワシントン大学ペインセンターに臨床留学。帝京大学溝口病院麻酔科講師、東京慈恵会医科大学ペインクリニック診療部長、麻酔科准教授を経て、20174月から横浜市立大学附属市民総合医療センター。20184月から現職。専門は難治性慢性疼痛の治療。複雑な要因が重なる痛みの「真犯人捜しの名探偵」。西洋のリハビリと東洋の鍼を融合したトリガーポイント療法「IMS」を日本に導入した。日本麻酔科学会指導医、日本ペインクリニック学会専門医、日本疼痛学会、日本運動器疼痛学会所属。公認心理師の資格を持つ。著書に『肩・腰・ひざどうやっても治らなかった痛みが消える! 原因解明から最新トリガーポイント治療法のIMSまで』(河出書房新社)、『慢性痛は治ります! 頭痛・肩こり・腰痛・ひざ痛が消える』(さくら舎)、『最強の医師団が教える長生きできる方法』(アスコム、共著)などがある。 ----------

 

 

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コロナワクチン3回目接種について

今回はコロナワクチン3回目接種についてちょっとお伝えしたいことがあってメールさせていただきました。
実は私の父が先日コロナに感染しました。
20年前に肺がんで片方肺はなく白血病含め癌が5つあります。
20年前からあと一年の命と言いながら20年がんの転移はあるものの元気にしてます。
流石にコロナに罹ったらもう駄目だと本人も含め家族みんなが思ってました。
そんなこともあり父と母はコロナのワクチン接種の3回目を1月23日に受けました。
その後体調がよくないというので副作用かと思っていたのですが長引くので検査をしたらコロナでした。
他の病気もあるので薬もあまり使えず入院したら出てこれないと本人も思っていたので自宅で療養することなりました。
母も健在で父の面倒をみていたのですが母はのどが痛くらいで済み
父も今は元気で母がウロウロしてうっとおしいと怒っています。
父も母も80を超えてます。
父などは癌が身体中に転移している状態です。
それでも入院もせず薬もあまり使えませんでしたが元気になりました。
母などはおそらくかかってたと思いますがもう検査しても同じなので
具合が悪くなったら来てくださいといわれそのままのどの痛みくらいで済みました。
ワクチンの3回目接種のおかげだと思います。
まだ受けていない方は早めに受けてください。
私もやっと接種券が届いたので来週くらいには受けるつもりです。
コロナに罹ることは防げなくても症状を軽くすることはできます。
余計なお世話かも知れませんがワクチン接種早めに行ってください。
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首の辛い方の姿勢チェック方法

首を支える筋肉は毎日、同じ姿勢や悪い姿勢を長く続けたり、ストレスの多い生活を続けていたりすると、縮んで硬くなり「こり」が生じてくる。それが一時的なもので、ゆっくり休んだり運動して解消されれば問題はないが、慢性化したら要注意だ。

何も対策を取らずに放置すると、首の骨や軟骨が変形して神経の圧迫を招き、腕の痛みやしびれを引き起こす。さらに悪化すると、手足のマヒや内臓の機能低下など、症状の重症化を招くこともある。この肩こりから始まる一連の症状が「頚椎症」だ。

「最新版 首を伸ばして自分で治す!頸椎症」(宝島社)の著者で、整形外科「竹谷内医院」(東京都中央区)の竹谷内康修院長が言う。

「首・肩に慢性的なこりを抱えている人は、自分はすでに『頚椎症の入り口』なのだという自覚を持ち、筋肉や骨の状態が悪化しないように注意する必要があります。この時点で、ストレッチなどの運動療法で筋肉の緊張を和らげることが大切です。加えて、首や肩に負担をかける日常的な悪い姿勢を直す習慣も大切です。最も多く見られる悪い姿勢は、首と頭が前に出て背中が丸まった『ネコ背』です」

首は、成人で約5キロある頭を支えている。ところがネコ背になって頭が前方に出たり、スマホやパソコンをのぞき込んで前に30度傾けた姿勢をとると、頚椎(首)にかかる負担は約4倍の18キロに跳ね上がる。これは頚椎にかかる圧迫力が4倍になることを意味する。

基本的なライフスタイルとして、頚椎症を予防・改善するには、できれば椅子を使った洋式の生活を送ること。

畳や床にじかにお尻を着ける和式の生活は、骨盤が後ろに倒れやすく、どうしても背中が丸まり、頭が前に出て、首に負担をかける姿勢になるからだ。

立ち姿勢の基本

理想的な立ち姿勢は、横から見たときに「耳---股関節-ひざ-外くるぶし」が一直線になること。しかし、これを意識するのは難しい。そこで、立ち姿勢を簡単に改善できるコツがある。

「まず、背中の中心線上で、肩甲骨の一番下くらいの高さに『背中のボタン』があるとイメージしてください。このボタンを背中からグーッと押されているとイメージしてください。すると、自然と肩が後ろに引かれて、体の真上に頭が乗る感じを体感できるはずです」

首の負担が少ない椅子の座り方

首にやさしい座り姿勢をつくる5つのステップはこうだ。骨盤を垂直に立てて椅子に座る肩甲骨の一番下辺りの背骨を意識しながら背筋を伸ばし、胸を張る両肩を軽く後ろに引く頭を気持ち後ろに引く。顎を軽く引くだけでもOKステップ14だけでも正しい姿勢になる。しかし、すぐに疲れて悪い姿勢に戻るので、背もたれにしっかりもたれて力を抜く。

スマホの持ち方

スマホは画面が小さいので、のぞき込む姿勢になってネコ背になりやすく、首・肩に大きな負担がかかりやすい。立ち姿勢では、なるべく高く持ち上げ、可能な限り目の高さに合わせて正面で見る高く上げた腕が疲れないように、反対の手でひじを支える。

座っているときは椅子を前に引いて、体を机に近づけ、スマホを持った腕のひじを机につける。

パソコン作業の座り姿勢デスクトップ型

まずは、「首の負担が少ない椅子の座り方」が基本姿勢。さらに次の4つを注意する。椅子と机を近づけるひじを肩の真下または少しだけ前に出し、そのまま手の位置にキーボードを持ってくる画面は視線がやや下向きになる高さにする椅子の高さは、足が地面にしっかり着き、太ももへの圧迫感が少ない高さに調節する。

「ノート型パソコンは、のぞき込む姿勢になるのであまり好ましくありません。対策として、安定した箱などを使って、画面を1015センチほど高くして、操作は外付けのキーボードを使うのがいいでしょう」

ストレス管理のコツ

 

ストレスがかかると交感神経の働きが高まり、筋肉が緊張し、こりや悪い姿勢を誘発する。そこで勧めるのが「30分ルール」。座って仕事をしているときは、30分に1度は立ち上がったり、歩いたりして姿勢のリセットタイムをつくる。昼食後には15分程度、目を閉じてリラックスするだけでも交感神経を鎮めることになるという。

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エリザベス・ハーレイの毎朝5分ストレッチでから空かあるという記事がありました

インスタグラムでも変わらないルックスを披露、「奇跡の56歳」と言われる俳優のエリザベス・ハーレイ。体型キープの秘訣をシェアしている。

雑誌『USウィークリー』のインタビューで体型キープのカギを聞かれたエリザベス。「根底にあるのは自分で自分をケアすることだと思う」と基本的なポリシーを明かした。年齢を重ねることを恐れてはいないけれど「私は自分が健康でいることを重視しているし、動かないことが理由で老けたくない」と語っている。

毎朝5分のストレッチだけで、体は変わる

エリザベスが大切にしているのは意外なことにシンプルなストレッチ。これからの季節、体が固くなりがちだけれど、ほぐすように常に心がけることが重要だと話す。「体が硬いまま歩いている人、起きたときに体がこり固まっている人もたくさんいる。そういう人を見ると『起きたら毎朝5分間ストレッチしするだけで変わる』って教えてあげたい」。コーヒーが出来上がるのを待つ間に腕を伸ばし肩をストレッチ、できれば何回かスクワットするだけでいいという。

エリザベスはこのアドバイスを自分でも実践しているそう。お皿を洗いながらスクワットしたり、掃除をしながら上半身を伸ばしたりすることで運動量を増やしていると語る。「エクササイズをたくさんしているわけではないけれど、私はアクティブだと言える」とも。

仕事や家事でいつも以上に忙しくなる年末。エクササイズの時間が思い通りに取れないときにはエリザベスの「普通に暮らしつつアクティブになる」テクニックを取り入れてみたい。

 

 

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長引く腰痛は整形外科では治らないという記事がありました

長引く腰痛は、整形外科では治らない

国際疼痛(とうつう)学会では慢性痛を「急性疾患の通常の経過、あるいは創傷の治癒に要する妥当な時間を超えて、長期(3カ月、または6カ月)にわたって持続する痛み」としています。通常治る期間を超えた痛みということです。

慢性の腰痛に悩む人々は、1271万人もいらっしゃいます(厚生労働省資料2019年「国民生活基礎調査の概況」)。整形外科医は、腰の痛みの原因が腰椎や神経にあると診断しがちです。しかし圧迫骨折や明らかな神経所見がない限り、腰椎が原因ではなく、ほとんどは筋肉のコリに原因があります。

にもかかわらず、「腰部脊柱管の間が狭くなって神経に当たり痛みが出ている」と画像診断され、有効性の少ない手術へ誘導されていくケースが後を絶ちません。患者さんが委縮して手術を回避するか、セカンドオピニオンを取らない限り、「先生に手術をお任せします」となってしまいます。

初診の患者さんに触診しようと「痛いところを見せてください」というと、「先生、体を見るんですね」と患者さんが驚きました。今まで痛みを診てきたクリニックの主治医は、痛いところを見たことも触ったこともなかったのです。紹介されてくる患者の23割はそのような診察を受けてきたというのが現実です。

ダメな医者ほど「画像診断」と「手術」に頼る

神経痛全般の診断は3段階あります。まずは話を聞くこと(日常生活、体のしびれ、排便、排尿など)。次に患部や周辺を触ったり、たたいたり、少し刺したりなどの刺激を与えて神経や筋肉の反応、関節の動きを見ます(理学所見)。そして、聞いたお話や理学所見で大体のあたりをつけ、最後に確認のために画像診断を行います。

ところが、多くの整形外科医は話もそこそこに聞いて、神経所見も理学所見も取らずにMRIなどの画像をとって「診断」してしまいます。目に見えるものは説得力があるので、患者さんも「なるほど!」と思ってしまいがちです。

筋肉の深い部分が痛んでいるかどうかは画像ではわかりません。神経所見や理学所見を取らないとどうしようもないのです。首や肩をかばって腰に痛みが出ているケースもあり、画像診断だけで慢性腰痛の真の原因にたどり着けるはずもありません。そもそも話を聞かないと一次性の腰痛か二次性の腰痛かもわかりません。基本中の基本です。

「手当て」と言う通り正しい診断は触ってナンボです。うちのペインクリニック内科では初診時の問診票は20ページですし、初診に2時間かけてじっくり話を聞き、ようじで刺したり、保冷パックで反応を見たり、あちこちたたいたり触ったりして、真の原因を探っています。

患者さんのそれまでの人生、数十年の生活習慣の積み重ねが現在の腰痛につながるのですから、そんなに簡単に真の原因はわかりません。このプロセスを経ずに、MRIのみで確定診断し、手術で患部を切って、「はい、治りました」というのは慢性腰痛に対してはあまりに一面的な処置ではないでしょうか。

慢性の腰痛の治療を誤ると、寝たきりリスクが高まる

整形外科医は、ケガや事故などで負傷した腰椎そのものを治す急性の外科的手術の専門家です。しかし必ずしも慢性痛の専門家ではありません。

慢性腰痛の8割は筋肉のコリに関わりがありますし、じっくり調べる必要のある薬物療法、ましてや心理社会的な評価や治療は教わってもいないし、超面倒なため得意ではないのです。

長引く腰痛にもかかわらず急性腰痛のような対処をしたり、真の原因分析に至らなかったり、放置したりすると、腰痛ばかりではなく、ひざ痛、下肢痛を招き、寝たきりリスクが高まります。

寝たきりのリスクについては、私が著者と対談した書籍『道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる』(アスコム)の第6章をご参照ください。

健康寿命の延伸、患者・家族の医療リテラシーの向上に加え、医者も知らない急性痛と慢性痛の違いもここで説明しています。医者とはいえ、自分の能力を客観的に判断できるとは限りませんから、医者を全知全能の神とあがめず、ご自身で慢性痛とは何かを理解するようにしてください。

医師を惑わせる「診断名の呪い」

慢性痛が「こじれる」のは、画像検査など目に見えるものは信じやすいということ、慢性痛と心理・社会との関係、「診断名」への誤解などがあります。診断名の呪いとも言えるでしょう。

慢性痛においては、どんな診断名であろうと治療方針はあまり変わらないので、診断名は実は重要ではありません。そもそも何のために診断するのでしょうか? それは、診断に応じた適切な治療をするため、急性痛やガン性痛でないことの確認のためです。

陥りガチなワナとして、「診断名がつく原因がわかった治療法がある」あるいは「診断名がつかない原因がかわらない治療法がない」というパターンです。

本態性高血圧=原因がわからない高血圧、突発性難聴=原因がわからない難聴ですが、診断名がつくと原因がわかった=治療法があると思われてしまうことと同じです。遺伝子異常による先天性疾患の中には、原因が特定できているものもありますが、残念ながら決定的な治療法はありません。

画像診断の結果、「腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症」と診断されるケースがよくあります。あまりに痛みがひどいと手術に誘導されるケースもあります。しかし画像で異常が見つかっても、それが痛みの真の原因とは限りません。同じ「腰部脊柱管狭窄症」でも必ず痛みが出るわけではないからです。

真の原因を探るには、患者さんの話や、身体所見から原因を探っていき、あくまでもその確認として画像診断を使うという「真逆のアプローチ」が必要です。

「数値化」と「客観的」は違います。痛みは常に主観的であり、心理社会的要因は大変重要な要素ですが、数値化で測れるものではありません。通常、整形外科医はここまで分析はしません。ですので「腰部脊柱管狭窄症」という診断は誤診ではなく、一面的な診断というわけです。

痛みの原因は医者でもなかなか分からない

慢性痛の原因は何かを探るとき、その原因の幅広さ、奥深さは果てしないものです。上の図表の通り、因果関係では理解できない「複雑系」であることがわかります。1つや2つの要素で原因を確定できるものではないのです。

骨がゆがんでいるのが腰痛の原因なのか? 痛みが始まったときに骨がゆがんだのか? 痛みが治ったら、骨のゆがみは治ったのか? 骨がゆがんでいると必ず痛みがでるのか? ……目に見えるものは信じやすいのですが、目に見えるものだけではなく、心と体と生活の目に見えていないものの奥深くに真の原因がある、という「名探偵コナン」のような推理力、洞察力が求められます。

「原因がわからない痛みは心因性ではない。原因がわからない痛みは原因がわからない痛みである」という滋賀医大、小山なつ先生の名言を深くかみしめたいと思います。

かつて多くの手術実績のあった腕のいい高名な整形外科医が、手術した患者の追跡調査を行った結果、あまり成績が良くなかったことが判明し、手術一辺倒で歩んできたことを反省しました。そして50代超えてからは、一転して保存療法、集学的治療を推奨するようになりました。これまで積み重ねた技術と経験を省みることはなかなかできない、医師として尊敬すべき謙虚な方針転換だと思います。

北原式 慢性腰痛の真の原因 4つの分類

i.腰椎に原因があることは実は少ない(特に著明な変形や神経所見がない場合)

・しかし整形外科に行くとiばかり診断される有効性の少ない手術への誘導

ii.腰部の筋肉に原因がある。腰のマッサージや鍼治療で反応がある。筋肉が相対的に少ない(絶対的な筋力不足andor過体重)andor緊張が高い(柔軟性不足)

→iiは腕のいいマッサージ師や鍼灸師、しっかりしたPT(理学療法士)などで解る。医師で解るものもいる。腰部筋群の筋肉強化や柔軟性アップ、減量などで良くなる。

iii.腰部周辺の筋肉に原因がある。腰のマッサージや鍼治療で反応が少ない。腹筋群、臀筋群、下腿筋群、胸背部筋群などの筋肉が相対的に少ない(絶対的な筋力不足andor過体重)andor緊張が高い(柔軟性不足)

→iiiはなかなか気が付かない。腕のいいマッサージ師や鍼灸師、しっかりしたPTも「首をかしげる」。広い範囲の筋肉や関節の状態を調べることでようやくわかる。

iv.その他:認知症などを除く必要がある→ivも見逃すと厄介。

慢性の腰痛への地道なアプローチが必要だ

孫子の兵法 第四章 軍形篇に「善く戦う者は、先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ」の一節があります。「戦い上手な者は、まず自軍をしっかり守って、誰にも負けないような態勢を整えた上で、敵が弱点を現して、誰もがうち勝てるような態勢になるまで待つ」という意味です。

慢性の腰痛という敵が、真の原因を浮かび上がらせるように、さまざまな角度から原因の仮説と検証を繰り返し、エビデンスを積み重ね、正しい対処に導くことが、腰痛治療との闘いに勝つための地道なアプローチと言えましょう。MRIは慢性腰痛という敵を知る重要な情報ではありますが、すべてではありません。

痛みがこじれる要因、気をつけるべき医者について、以下にまとめました。

北原式 痛みがこじれて難治性になる3つの要因

1.病気そのものが難治性。

2.患者側の要因(身体的、心理的、社会的)

3.医療者側の要因(痛み治療についての知識不足、診療の細分化、縦割り)

北原式 こんな医者には気をつけろ 慢性の腰痛を治すために避けたい3つのタイプ

1.話を聞かない。

2.触らない。

3MRIを撮らずに、レントゲンで診断する。

慢性腰痛に対してレントゲンは全く意味がありません。MRIでないと骨や関節の状態はわかりません。それでもまずはレントゲンがお決まりのプロセスになっているのは、多分に医療機関の経済的な事情でありましょう。

患者と医療者のミスマッチを改善するために、超党派の議員連合で「慢性痛対策議員連盟」を発足し、対策法を立法化すべく動いています。痛みに関連する診療科、スタッフが連携した「痛みセンター」を全国の主要都市に設置し、集学的に痛みを診よう、痛み治療が病院の持ち出しという現状を打破し、予算をつけ、医療者の質も上げていこうという取り組みです。そのためには患者側も痛みについてのリテラシーを向上させ、質の高い医療者、痛みセンターを見極める鑑識力を身につけて頂きたいと思います。

「痛みは脳で感じる」痛みと脳との深い関係

慢性の腰痛が難しいのは、原因が良く解らない痛みだからです。ケガや病気がきっかけで起こることはありますが、病気やケガから回復して、特におかしなことは見つからなくても、痛みは続き、明らかに日常生活のさまたげになっています。

さて、どうすればいいのでしょうか。痛みはどこで感じるのでしょうか。腰が痛い時、痛みを感じるのは腰? 坐骨神経? 筋肉? 脊髄? それとも……

「幻肢痛」という疾患があります。ケガや病気によって切断された四肢が、存在するように感じて痛むことです。なぜ幻肢痛で、痛みを感じるのでしょうか? 存在しない部位の痛みをどうやって感じるのでしょうか? その答えは「脳で感じる」です。

最終的に脳で様々な情報が統合(情報処理)されて痛みとして感じられるのです。身体の各部位(末梢)からの信号が、脳の中に蓄えられている様々な情報(記憶、感情)と統合されて、痛みが発露します。脳の状態によって、痛みの感覚は強くも弱くもなりえます。

痛みの要因が脳疾患のことも、想像以上によくあります。てんかん患者は、頭痛、脱力や意識消失を伴う痛み発作、強い刺激(光、音、においなど)で誘発される痛みを感じますし、認知症患者は痛みの感覚と、他の感覚・感情(さびしさなど)とが混合され、痛みの原因として見逃されます。軽度認知症や薬剤性認知症の患者さんの腰痛には要注意です。

 

 

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首コリにいい姿勢

首を支える筋肉は毎日、同じ姿勢や悪い姿勢を長く続けたり、ストレスの多い生活を続けていたりすると、縮んで硬くなり「こり」が生じてくる。それが一時的なもので、ゆっくり休んだり運動して解消されれば問題はないが、慢性化したら要注意だ。

何も対策を取らずに放置すると、首の骨や軟骨が変形して神経の圧迫を招き、腕の痛みやしびれを引き起こす。さらに悪化すると、手足のマヒや内臓の機能低下など、症状の重症化を招くこともある。この肩こりから始まる一連の症状が「頚椎症」だ。

「最新版 首を伸ばして自分で治す!頸椎症」(宝島社)の著者で、整形外科「竹谷内医院」(東京都中央区)の竹谷内康修院長が言う。

「首・肩に慢性的なこりを抱えている人は、自分はすでに『頚椎症の入り口』なのだという自覚を持ち、筋肉や骨の状態が悪化しないように注意する必要があります。この時点で、ストレッチなどの運動療法で筋肉の緊張を和らげることが大切です。加えて、首や肩に負担をかける日常的な悪い姿勢を直す習慣も大切です。最も多く見られる悪い姿勢は、首と頭が前に出て背中が丸まった『ネコ背』です」

首は、成人で約5キロある頭を支えている。ところがネコ背になって頭が前方に出たり、スマホやパソコンをのぞき込んで前に30度傾けた姿勢をとると、頚椎(首)にかかる負担は約4倍の18キロに跳ね上がる。これは頚椎にかかる圧迫力が4倍になることを意味する。

基本的なライフスタイルとして、頚椎症を予防・改善するには、できれば椅子を使った洋式の生活を送ること。

畳や床にじかにお尻を着ける和式の生活は、骨盤が後ろに倒れやすく、どうしても背中が丸まり、頭が前に出て、首に負担をかける姿勢になるからだ。

■立ち姿勢の基本

理想的な立ち姿勢は、横から見たときに「耳-肩-腰-股関節-ひざ-外くるぶし」が一直線になること。しかし、これを意識するのは難しい。そこで、立ち姿勢を簡単に改善できるコツがある。

「まず、背中の中心線上で、肩甲骨の一番下くらいの高さに『背中のボタン』があるとイメージしてください。このボタンを背中からグーッと押されているとイメージしてください。すると、自然と肩が後ろに引かれて、体の真上に頭が乗る感じを体感できるはずです」

■首の負担が少ない椅子の座り方

首にやさしい座り姿勢をつくる5つのステップはこうだ。①骨盤を垂直に立てて椅子に座る②肩甲骨の一番下辺りの背骨を意識しながら背筋を伸ばし、胸を張る③両肩を軽く後ろに引く④頭を気持ち後ろに引く。顎を軽く引くだけでもOK⑤ステップ1~4だけでも正しい姿勢になる。しかし、すぐに疲れて悪い姿勢に戻るので、背もたれにしっかりもたれて力を抜く。

■スマホの持ち方

スマホは画面が小さいので、のぞき込む姿勢になってネコ背になりやすく、首・肩に大きな負担がかかりやすい。①立ち姿勢では、なるべく高く持ち上げ、可能な限り目の高さに合わせて正面で見る②高く上げた腕が疲れないように、反対の手でひじを支える。

座っているときは椅子を前に引いて、体を机に近づけ、スマホを持った腕のひじを机につける。

■パソコン作業の座り姿勢─デスクトップ型

まずは、「首の負担が少ない椅子の座り方」が基本姿勢。さらに次の4つを注意する。①椅子と机を近づける②ひじを肩の真下または少しだけ前に出し、そのまま手の位置にキーボードを持ってくる③画面は視線がやや下向きになる高さにする④椅子の高さは、足が地面にしっかり着き、太ももへの圧迫感が少ない高さに調節する。

「ノート型パソコンは、のぞき込む姿勢になるのであまり好ましくありません。対策として、安定した箱などを使って、画面を10~15センチほど高くして、操作は外付けのキーボードを使うのがいいでしょう」

■ストレス管理のコツ

ストレスがかかると交感神経の働きが高まり、筋肉が緊張し、こりや悪い姿勢を誘発する。そこで勧めるのが「30分ルール」。座って仕事をしているときは、30分に1度は立ち上がったり、歩いたりして姿勢のリセットタイムをつくる。昼食後には15分程度、目を閉じてリラックスするだけでも交感神経を鎮めることになるという。

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日比谷ミッドタウンから丸ビルのクリスマス。

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長引く腰痛は整形外科では治らない

長引く腰痛は、整形外科では治らない

国際疼痛(とうつう)学会では慢性痛を「急性疾患の通常の経過、あるいは創傷の治癒に要する妥当な時間を超えて、長期(3カ月、または6カ月)にわたって持続する痛み」としています。通常治る期間を超えた痛みということです。

慢性の腰痛に悩む人々は、1271万人もいらっしゃいます(厚生労働省資料2019年「国民生活基礎調査の概況」)。整形外科医は、腰の痛みの原因が腰椎や神経にあると診断しがちです。しかし圧迫骨折や明らかな神経所見がない限り、腰椎が原因ではなく、ほとんどは筋肉のコリに原因があります。

にもかかわらず、「腰部脊柱管の間が狭くなって神経に当たり痛みが出ている」と画像診断され、有効性の少ない手術へ誘導されていくケースが後を絶ちません。患者さんが委縮して手術を回避するか、セカンドオピニオンを取らない限り、「先生に手術をお任せします」となってしまいます。

初診の患者さんに触診しようと「痛いところを見せてください」というと、「先生、体を見るんですね」と患者さんが驚きました。今まで痛みを診てきたクリニックの主治医は、痛いところを見たことも触ったこともなかったのです。紹介されてくる患者の23割はそのような診察を受けてきたというのが現実です。

ダメな医者ほど「画像診断」と「手術」に頼る

神経痛全般の診断は3段階あります。まずは話を聞くこと(日常生活、体のしびれ、排便、排尿など)。次に患部や周辺を触ったり、たたいたり、少し刺したりなどの刺激を与えて神経や筋肉の反応、関節の動きを見ます(理学所見)。そして、聞いたお話や理学所見で大体のあたりをつけ、最後に確認のために画像診断を行います。

ところが、多くの整形外科医は話もそこそこに聞いて、神経所見も理学所見も取らずにMRIなどの画像をとって「診断」してしまいます。目に見えるものは説得力があるので、患者さんも「なるほど!」と思ってしまいがちです。

筋肉の深い部分が痛んでいるかどうかは画像ではわかりません。神経所見や理学所見を取らないとどうしようもないのです。首や肩をかばって腰に痛みが出ているケースもあり、画像診断だけで慢性腰痛の真の原因にたどり着けるはずもありません。そもそも話を聞かないと一次性の腰痛か二次性の腰痛かもわかりません。基本中の基本です。

「手当て」と言う通り正しい診断は触ってナンボです。うちのペインクリニック内科では初診時の問診票は20ページですし、初診に2時間かけてじっくり話を聞き、ようじで刺したり、保冷パックで反応を見たり、あちこちたたいたり触ったりして、真の原因を探っています。

患者さんのそれまでの人生、数十年の生活習慣の積み重ねが現在の腰痛につながるのですから、そんなに簡単に真の原因はわかりません。このプロセスを経ずに、MRIのみで確定診断し、手術で患部を切って、「はい、治りました」というのは慢性腰痛に対してはあまりに一面的な処置ではないでしょうか。

慢性の腰痛の治療を誤ると、寝たきりリスクが高まる

整形外科医は、ケガや事故などで負傷した腰椎そのものを治す急性の外科的手術の専門家です。しかし必ずしも慢性痛の専門家ではありません。

慢性腰痛の8割は筋肉のコリに関わりがありますし、じっくり調べる必要のある薬物療法、ましてや心理社会的な評価や治療は教わってもいないし、超面倒なため得意ではないのです。

長引く腰痛にもかかわらず急性腰痛のような対処をしたり、真の原因分析に至らなかったり、放置したりすると、腰痛ばかりではなく、ひざ痛、下肢痛を招き、寝たきりリスクが高まります。

寝たきりのリスクについては、私が著者と対談した書籍『道路を渡れない老人たち リハビリ難民200万人を見捨てる日本。「寝たきり老人」はこうしてつくられる』(アスコム)の第6章をご参照ください。

健康寿命の延伸、患者・家族の医療リテラシーの向上に加え、医者も知らない急性痛と慢性痛の違いもここで説明しています。医者とはいえ、自分の能力を客観的に判断できるとは限りませんから、医者を全知全能の神とあがめず、ご自身で慢性痛とは何かを理解するようにしてください。

医師を惑わせる「診断名の呪い」

慢性痛が「こじれる」のは、画像検査など目に見えるものは信じやすいということ、慢性痛と心理・社会との関係、「診断名」への誤解などがあります。診断名の呪いとも言えるでしょう。

慢性痛においては、どんな診断名であろうと治療方針はあまり変わらないので、診断名は実は重要ではありません。そもそも何のために診断するのでしょうか? それは、診断に応じた適切な治療をするため、急性痛やガン性痛でないことの確認のためです。

陥りガチなワナとして、「診断名がつく原因がわかった治療法がある」あるいは「診断名がつかない原因がかわらない治療法がない」というパターンです。

本態性高血圧=原因がわからない高血圧、突発性難聴=原因がわからない難聴ですが、診断名がつくと原因がわかった=治療法があると思われてしまうことと同じです。遺伝子異常による先天性疾患の中には、原因が特定できているものもありますが、残念ながら決定的な治療法はありません。

画像診断の結果、「腰部脊柱管狭窄(きょうさく)症」と診断されるケースがよくあります。あまりに痛みがひどいと手術に誘導されるケースもあります。しかし画像で異常が見つかっても、それが痛みの真の原因とは限りません。同じ「腰部脊柱管狭窄症」でも必ず痛みが出るわけではないからです。

真の原因を探るには、患者さんの話や、身体所見から原因を探っていき、あくまでもその確認として画像診断を使うという「真逆のアプローチ」が必要です。

「数値化」と「客観的」は違います。痛みは常に主観的であり、心理社会的要因は大変重要な要素ですが、数値化で測れるものではありません。通常、整形外科医はここまで分析はしません。ですので「腰部脊柱管狭窄症」という診断は誤診ではなく、一面的な診断というわけです。

痛みの原因は医者でもなかなか分からない

慢性痛の原因は何かを探るとき、その原因の幅広さ、奥深さは果てしないものです。上の図表の通り、因果関係では理解できない「複雑系」であることがわかります。1つや2つの要素で原因を確定できるものではないのです。

骨がゆがんでいるのが腰痛の原因なのか? 痛みが始まったときに骨がゆがんだのか? 痛みが治ったら、骨のゆがみは治ったのか? 骨がゆがんでいると必ず痛みがでるのか? ……目に見えるものは信じやすいのですが、目に見えるものだけではなく、心と体と生活の目に見えていないものの奥深くに真の原因がある、という「名探偵コナン」のような推理力、洞察力が求められます。

「原因がわからない痛みは心因性ではない。原因がわからない痛みは原因がわからない痛みである」という滋賀医大、小山なつ先生の名言を深くかみしめたいと思います。

かつて多くの手術実績のあった腕のいい高名な整形外科医が、手術した患者の追跡調査を行った結果、あまり成績が良くなかったことが判明し、手術一辺倒で歩んできたことを反省しました。そして50代超えてからは、一転して保存療法、集学的治療を推奨するようになりました。これまで積み重ねた技術と経験を省みることはなかなかできない、医師として尊敬すべき謙虚な方針転換だと思います。

北原式 慢性腰痛の真の原因 4つの分類

i.腰椎に原因があることは実は少ない(特に著明な変形や神経所見がない場合)

・しかし整形外科に行くとiばかり診断される有効性の少ない手術への誘導

ii.腰部の筋肉に原因がある。腰のマッサージや鍼治療で反応がある。筋肉が相対的に少ない(絶対的な筋力不足andor過体重)andor緊張が高い(柔軟性不足)

→iiは腕のいいマッサージ師や鍼灸師、しっかりしたPT(理学療法士)などで解る。医師で解るものもいる。腰部筋群の筋肉強化や柔軟性アップ、減量などで良くなる。

iii.腰部周辺の筋肉に原因がある。腰のマッサージや鍼治療で反応が少ない。腹筋群、臀筋群、下腿筋群、胸背部筋群などの筋肉が相対的に少ない(絶対的な筋力不足andor過体重)andor緊張が高い(柔軟性不足)

→iiiはなかなか気が付かない。腕のいいマッサージ師や鍼灸師、しっかりしたPTも「首をかしげる」。広い範囲の筋肉や関節の状態を調べることでようやくわかる。

iv.その他:認知症などを除く必要がある→ivも見逃すと厄介。

慢性の腰痛への地道なアプローチが必要だ

孫子の兵法 第四章 軍形篇に「善く戦う者は、先ず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ」の一節があります。「戦い上手な者は、まず自軍をしっかり守って、誰にも負けないような態勢を整えた上で、敵が弱点を現して、誰もがうち勝てるような態勢になるまで待つ」という意味です。

慢性の腰痛という敵が、真の原因を浮かび上がらせるように、さまざまな角度から原因の仮説と検証を繰り返し、エビデンスを積み重ね、正しい対処に導くことが、腰痛治療との闘いに勝つための地道なアプローチと言えましょう。MRIは慢性腰痛という敵を知る重要な情報ではありますが、すべてではありません。

痛みがこじれる要因、気をつけるべき医者について、以下にまとめました。

北原式 痛みがこじれて難治性になる3つの要因

1.病気そのものが難治性。

2.患者側の要因(身体的、心理的、社会的)

3.医療者側の要因(痛み治療についての知識不足、診療の細分化、縦割り)

北原式 こんな医者には気をつけろ 慢性の腰痛を治すために避けたい3つのタイプ

1.話を聞かない。

2.触らない。

3MRIを撮らずに、レントゲンで診断する。

慢性腰痛に対してレントゲンは全く意味がありません。MRIでないと骨や関節の状態はわかりません。それでもまずはレントゲンがお決まりのプロセスになっているのは、多分に医療機関の経済的な事情でありましょう。

患者と医療者のミスマッチを改善するために、超党派の議員連合で「慢性痛対策議員連盟」を発足し、対策法を立法化すべく動いています。痛みに関連する診療科、スタッフが連携した「痛みセンター」を全国の主要都市に設置し、集学的に痛みを診よう、痛み治療が病院の持ち出しという現状を打破し、予算をつけ、医療者の質も上げていこうという取り組みです。そのためには患者側も痛みについてのリテラシーを向上させ、質の高い医療者、痛みセンターを見極める鑑識力を身につけて頂きたいと思います。

「痛みは脳で感じる」痛みと脳との深い関係

慢性の腰痛が難しいのは、原因が良く解らない痛みだからです。ケガや病気がきっかけで起こることはありますが、病気やケガから回復して、特におかしなことは見つからなくても、痛みは続き、明らかに日常生活のさまたげになっています。

さて、どうすればいいのでしょうか。痛みはどこで感じるのでしょうか。腰が痛い時、痛みを感じるのは腰? 坐骨神経? 筋肉? 脊髄? それとも……

「幻肢痛」という疾患があります。ケガや病気によって切断された四肢が、存在するように感じて痛むことです。なぜ幻肢痛で、痛みを感じるのでしょうか? 存在しない部位の痛みをどうやって感じるのでしょうか? その答えは「脳で感じる」です。

最終的に脳で様々な情報が統合(情報処理)されて痛みとして感じられるのです。身体の各部位(末梢)からの信号が、脳の中に蓄えられている様々な情報(記憶、感情)と統合されて、痛みが発露します。脳の状態によって、痛みの感覚は強くも弱くもなりえます。

痛みの要因が脳疾患のことも、想像以上によくあります。てんかん患者は、頭痛、脱力や意識消失を伴う痛み発作、強い刺激(光、音、においなど)で誘発される痛みを感じますし、認知症患者は痛みの感覚と、他の感覚・感情(さびしさなど)とが混合され、痛みの原因として見逃されます。軽度認知症や薬剤性認知症の患者さんの腰痛には要注意です。

 

 

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体重が減るのはいいことばかりではありません。

体重は一年の間にいくらか変動するのが普通。お正月休みに食べ過ぎて少し体重が増えたり、おなかをこわして12kg減ったりするような多少の変化は当然起こり得るものですし、何も心配することはありません。

「でも、半年足らずの間に体重が5%以上減って、思い当たる理由もなさそうであれば、医師に診てもらう方がいいでしょう」と言うのは、ペンシルベニア大学の内科学教授で内分泌科医のアン・カッポラさん。つまり、5060kgの人なら、短期間に3kgほど減ったら赤信号ということ。

「明らかな理由もなしに体重がかなり減るのは、普通ではありません。食事や活動に変化がないのに体重が減るなら、少し心配する必要があります」(カッポラさん)

実際のところ、コロラド大学の老年医学助教で医師のケリー・ヒルドレスさんによると、説明のつかない減量は、重大な病気の初期サインかもしれません。今回は、体重が突然減った原因として考えられる障害・病気を8つご紹介します。

1. 甲状腺の問題

体重減少は、甲状腺機能亢進症(甲状腺の活性過剰)でよく見られる症状です」とカッポラさん。代謝と成長の調節をしている器官の甲状腺(首にあるチョウチョ型の腺)がホルモンを作り過ぎることにより、身体にさまざまな変化が起きるのです。

甲状腺の問題が疑われる場合は、空腹感が強くなっていないか、あるいは動悸がしないかをチェックします」(カッポラさん)。睡眠障害や、いつも暑く感じることも、甲状腺が活性しすぎることでよく見られる症状だそう。

2. 胃腸の病気

セリアック病は、グルテンを摂ると小腸がダメージを受ける自己免疫疾患です。この場合に体重が減ることがあります。また、おなかの張りや下痢など、ほかの消化器系の症状も一緒に現れてくる傾向があります」とオハイオ州の名門非営利医療機関、クリーブランド・クリニックの胃腸病専門医、ジャミル・ワキム=フレミングさんは説明します。

どうしてなのでしょう。「セリアック病の人がグルテンを食べると、免疫系が正常に働きにくくなります。この乱れは小腸の内壁にも影響し、その結果、栄養がうまく吸収できなくなるのです」(有名な米国の総合病院、メイヨー・クリニックの情報サイトによる)。

クローン病のような炎症性の腸疾患もやはり吸収に悪影響を及ぼすため、原因不明の減量につながる場合があります。

3. すい炎

すい臓は消化を助ける酵素を作りますから、問題が起きるとやはり原因のわからない体重減少につながることがあります」とワキム=フレミングさん。

全米すい臓財団(NPF)によると、すい臓が炎症を起こすすい炎がずっと続いている人は、普通に食べていても急速に体重が減る傾向があります。身体が食べ物をちゃんと消化できるほど十分に酵素を作れないからです。胃の痛み、色が変な(または油っぽい)便、下痢、脂っこい食べ物を摂った後の吐き気といった症状に注意しましょう。

4. うつ病

うつ病でよく見られる症状が、食欲減退。気分の変化が少しばかり深刻な状況だと気づかなければ、説明のつかない体重減少につながります。

「多くの場合、うつ症状の真っ只中にいる人は、体重が減っていることにも気づきません」とカッポラさん。うつ病でよくあるほかの症状には、イライラ、深酒、優柔不断、睡眠障害などがあります。

5. 糖尿病

「初めて糖尿病になった場合、とくに早期に体重が減ることがあります」と、カッポラさん。同時に、ものすごく喉が渇いて、しょっちゅうおしっこに行っているような気がするかもしれません。

「身体がブドウ糖を吸収できないので、そのまま尿と一緒に排出していて、そのために喉が渇きます」(カッポラさん)。糖尿病になると、筋肉のたんぱく質や脂肪などが分解され、そのせいで急に減量が進む結果に

6. 関節リウマチ

ヒルドレスさんによると、関節リウマチのような炎症性の病気(免疫系が間違って健康な組織を攻撃してしまう症状)や、一部の感染症にかかると食欲が落ちることがあり、体重減少につながります。

このような病気は腸の炎症を伴うケースも多く、栄養の吸収が妨げられて、病気の診断を受ける前から説明のつかない減量が見られるかもしれません。

7. 十分に食べていない

「専門家が肥満の逆説(Obesity Paradoxと呼ぶ現象があります」とヒルドレスさん。簡単に言うと、太っていると病気になりやすいはずなのに、年をとると、太っている方が死亡リスクが下がるという逆説のこと。

「年をとるにつれて、胃がカラになるまで時間がかかるようになり、おなかが空きにくくなります。しかも、食欲と満腹感をコントロールする脳の信号も弱くなります」(ヒルドレスさん)

そのため年配の人は食べる量が減って体重が減少し、身体に必要な栄養を十分に摂れないようなのです。「いろいろな薬も食欲に影響しますから、いつどれくらい食べているか気をつける必要があります」(ヒルドレスさん)

8. がん

特定のがん、それに胃腸の腫瘍やかい瘍は、炎症や吸収不良を引き起こすため、体重が減る結果に。説明のつかない減量で受診した人の場合、胃腸に腫瘍や炎症がないか調べます。

また、食道(のどと胃をつないでいる管)に腫瘍がないかどうかも見ます。そのせいで飲み込みにくくなっている可能性がありますから」と、ワキム=フレミングさんは解説します。

病気のサイン、見逃さないで

 

 

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冬はなぜ太りやすいのか

冬はなぜ太りやすいのか?

・食欲旺盛になりやすい

・会食、飲酒の機会が増える

・運動する機会が減る

等、たくさんの理由があると思いますが、大前提として言えることとしては「太るのは食事の量や摂取カロリーが増えるから」。動物と同様に人間も寒さから身を守るために食べて脂肪を蓄えようとするため、冬場は食欲が増しやすいと言われています。とはいえ、人は体温を上げ寒さを乗りきろうとするので、冬は他の季節に比べて基礎代謝が高くなります。

冬太りをする人と冬痩せする人の違いとは?

大前提として基礎代謝UPには筋肉量が関係します。

代謝を上げ燃焼に繋げることで痩せやすくなるので、冬場の基礎代謝が高くなる時に消費カロリーが高く、大きい筋肉を使う運動を取り入れ脂肪燃焼を促進させれば冬でも痩せ体質になりやすいと言えます。

つまり、「冬太りしやすい人」というのは「摂取カロリーと消費カロリーのバランスが悪く燃焼されにくい体になっている」ということ。

この理論は季節に関係なく当てはまります。

逆に冬痩せする人というのは、体の大きな筋肉を使い代謝UPに繋げて脂肪を燃焼しきれていると言えます。

今回のエクササイズでは、体の中の大きい筋肉をたくさん使い、インナーマッスルでバランスを取るので、内側の筋肉も活性化され体もポカポカになります。

その他にも肩甲骨の動きでは肩こりや巻き肩改善に繋がり、血流促進で冷えや足がつりにくくなるなどの嬉しい効果も期待できます。

ターゲットマッスル:

大腿四頭筋(前もも)、大臀筋(お尻)、下腿三頭筋 (ふくらはぎ)、ハムストリングス(裏もも)、三角筋()、広背筋(背中)、ローテーターカフ(肩甲骨)、腹斜筋

冬痩せしやすい体を導く万能エクサ(動画)

 

やり方

Step1

両足を揃えて姿勢良く立つ所からスタートです。

右の爪先で床を押してかかとを浮かせます。

両腕を前に伸ばし左膝を4カウントで曲げ4カウントで膝を伸ばしながら(ワンレッグスクワット)右腕を背中側へ回します。

左足のワンレッグスクワットと右腕の回旋のタイミングを合わせます。

それを2回繰り返します。

Step2

左足を軸にして、右膝を曲げたまま腰骨の高さまであげる時に両腕を耳の横まであげます。

両腕は胸の前から縦に頭上まで上げましょう。

4カウントでこの動作を行います。

Step3

次の4カウントで左足をワンレッグスクワットで上体を前へ倒しながら両腕も床の方へ向けます。

(デットリフト)

次の4カウントで膝を伸ばすと同時に上体を起こし両腕は頭上に運びバランスを維持したら4カウントで右足を床に降ろし両腕は横を通って体側へ戻します。

これ左右交互に10セット行いましょう。

エアロビの動きも入っているリズミカルな有酸素運動です。

 

片足バランスが怖い場合は片手は安定のある場所に捕まりながら始めてください。

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浅い呼吸の人は肋骨に注意

ろっ骨美人になると、すべてが動き出す!

運動不足や太りすぎでボディラインがくずれたと思ってダイエットしても、9割の人はスタイルがよくなりません。スマホやパソコンの影響に加えて、ステイホームやテレワークで前かがみの姿勢をとる時間が長くなったせいで、ろっ骨がゆがんでいる人がほとんどだからです。ろっ骨が傾いたり開いたりしていると、脂肪がなくても、ウエストはくびれることができません。肺が動きづらく、呼吸も浅くなります。

深い呼吸が

できていますか?

日常的に、呼吸が浅いと感じている人は多いと思います。デスクワークやおうちでくつろぐときには、とくに息苦しいわけでもなく、なんら問題を感じることはないでしょう。しかし、それが常態化すると、肺が大きくふくらむ機会がなくなり、ろっ骨の可動域が狭くなってしまいます

息を吸ったり吐いたりするときには大なり小なりろっ骨が動きますが、骨が自力で動くわけではありません。筋肉が骨を動かしているのです。そのためろっ骨を動かす筋肉のどれかが硬くなっていたり、ちぢこまっていたり、骨を動かす力が弱くなっていれば、深く呼吸することはできないのです。

 

とくに体幹の筋肉が硬くなっていると、呼吸が浅くなりやすいことがわかっています。呼吸が浅いと筋肉が緊張しやすくなり、体がこわばるとリラックスできず、メンタルに影響が及ぶこともあります。深呼吸でリラックスしてください。たっぷりと酸素を吸うためにもリブトレが欠かせません。

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お風呂に入っていい頭痛と悪い頭痛

お風呂はさまざまな症状の緩和に役立つことがありますが、頭痛の場合はお風呂で治まるものも悪化するものもあります。お風呂に入ると危険な頭痛の見分け方も含め、解説します。

「頭痛」は原因や症状がまちまち……お風呂に入ってもいいの?

「頭痛」はよくある症状です。日本では4000万人もの人が頭痛に悩まされているという推定もあります。

しかし、頭痛と一口にいっても、その原因や症状はまちまちです。お風呂が症状改善に効果的な頭痛もあれば、お風呂に入ることによって症状が悪化する頭痛もあります。

お風呂に入ると治りやすい頭痛もある

よく見かける頭痛として、頭痛持ちの方の37割がかかえているといわれる「緊張型頭痛」が挙げられます。症状は主に後頭部を中心にした重苦しさ、締め付けられるような鈍痛が特徴です。程度は軽いことが多く、歩いたり、階段の上り下りで悪化するようなこともありません。また、悪心や嘔吐もありません。

原因は主に僧帽筋という首から肩、背中にある大きな筋肉の凝りによるもので、肩こりにも似ています。この場合、お風呂で温めて血流を良くすることで疲労物質が流され、また筋肉の緊張も和らいで症状が改善します。お風呂の中で首を回したり、肩の上げ下げの運動を行うなどをすると、より効果的です。症状緩和のために、積極的にお風呂を使いたい状態といえるでしょう。

お風呂に入ってはいけない頭痛とは

緊張型頭痛にお風呂が効果的な一方、入ってはいけない頭痛がふたつあります。

・突然始まったとても強い頭痛

・片頭痛

それぞれ、詳しく説明いたしましょう。

突然始まったとても強い頭痛一般的に、突然に起こった頭痛、生涯感じたことのないほどのハンマーで頭を叩かれたような頭痛、意識が遠くなったり、ろれつが回らなくなったり、手足などの運動麻痺などが同時に起こった頭痛は命にかかわる可能性が高いと考えられます。

このような頭痛の場合、「くも膜下出血」が起こっている可能性があり、即病院への受診が必要になります。我慢せずすぐ脳神経外科や神経内科、救急外来を受診してください。もちろんお風呂に入ってはいけませんし、入っている場合ではありません。

片頭痛片頭痛は緊張性頭痛に次いで多い頭痛で、女性でその割合が高く、日本には600万人以上の患者さんがいると推定されています。これは「ズキン、ズキン」という脈拍にあわせた強い痛みが発作的に起こり、頭の片側、または両側のこめかみや目元のあたりの部分が主に痛みます。発作は月に12回程度繰り返して起こり、痛みは45時間、長い時は3日間程度も持続します。

頭痛の他に特徴として、悪心・嘔吐、音や光に対して過敏になることも症状として見られます。また、階段の上り下りや首を振ることなど、日常生活の動作で頭痛が悪化します。この片頭痛の発作の時は、お風呂に入ると頭痛が悪化します。

片頭痛発作の時、お風呂に入ってはいけない理由

お風呂は温熱効果で血管を拡張させます。このことが片頭痛を悪化させると考えられています。

片頭痛の原因はまだ完全には確定できていません。以前は脳の血管の病気と考えられていましたが、最近は脳の奥深くにある脳幹が痛みの原因であるともいわれています。また、脳を取り囲んでいる硬膜と呼ばれる膜に分布する動脈が拡張し、この動脈の周囲にある三叉神経が興奮状態になることが片頭痛の痛みの原因であるとも推定されています。

そのため、現在使われている片頭痛の治療薬は血管を収縮させて神経の興奮を鎮静化させる作用があり、このことによって片頭痛が改善します。このように血管を収縮させることによって改善する必要がある場合にお風呂に入ると、逆に血管を拡張させてしまい、症状を悪化させるのです。

片頭痛発作がない時はお風呂へ積極的に入ろう

 

片頭痛発作のない時はむしろ、お風呂はお勧めです。以前から睡眠不足やストレスがあると、片頭痛の発作を起こしやすいことが分かっています。これらの解消にはお風呂が効果的です。また肩こりが片頭痛の引き金となることもあります。肩こりにもお風呂が大変効果的です。片頭痛発作のない時は積極的にお風呂に入って片頭痛を予防したいものです。

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最近の増えている不眠・頭痛・首肩のコリについて

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女性が骨盤をほぐす理由

ポッコリ感が目立つおなかに、くびれがなだらかになってしまったウエストライン。トレーニングしてもなかなか引き締まらないときは、「骨盤の歪み」が関係しているかもしれません。骨盤まわりを心地よくほぐして全身を引き締める方法をご紹介します。

女性が骨盤をほぐすべき理由

上半身と下半身の境目にある骨盤は、全身の要といわれる大切な部分です。女性の場合、妊娠中に赤ちゃんを育てられるように動きやすくなっているため、男性よりも歪みやすいといわれているのだそう。長時間のデスクワークや、足を組む生活習慣も、骨盤の歪みにつながります

そこで必要となるのが、骨盤まわりをほぐすストレッチ。骨盤が正しい位置に戻ると姿勢がよくなり、押しつぶされて下がってきていた腹部の内臓が正しい位置に戻ります。じつはここに「スタイルアップ」の秘訣があるのです。

かっこいいスタイルの基本のくびれは、肋骨と骨盤の間に隙間がないとつくることができません。

内臓が下がっている状態でくびれをつくる横腹トレーニングなどをしても、なかなかくびれはつくれません。内臓を元の位置に戻してここの隙間が緩んで伸びることで、初めてくびれがつくりやすい状態になるのです。

骨盤をほぐせばポッコリおなかだけでなく、ウエストラインも引き締まりやすくなる……とはうれしいニュース。おなかまわりを効率よくシェイプしたいときは、「骨盤ストレッチ」をプラスするのがコツといえそうです。

2ステップで「骨盤ストレッチ」

仰向けになり、右ひざを立ててから外側に倒す。そして足首を下から両手で持ちます。

伸ばしているほうの足はしっかりと床につけ、ひざが立たないように注意します。曲げている足のひざはしっかりと外側を向け、「骨盤」を意識してみましょう。

右足を上半身に近づけて、頭は持ち上げてキープ。

足と上半身を近づけるときは、ゆっくりと息を吐きましょう。そして頭を持ち上げてキープしている間は、息を止めないようにします。背中側にも息を送る気持ちで、ゆっくりと呼吸しましょう。

これを1セットとし、逆側も同様におこな